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山口(1)-西の京だけに商店街は小じゃれてる?

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山口県山口市は、現在では地味な県庁所在地ながら、戦国時代までは「西の京」と呼ばれた都市だった。
戦国時代、山口を本拠地に置いた大名「大内氏」は、中国地方・北九州に覇権を持ち、毛利元就や織田信長が現れるまで日本最大の勢力を誇っていた。大内氏は京都のようなきらびやかな文化を山口に持ち込み、「西の京」と呼ばれるほどに街を発展させたのだという。

山口県内では下関や周南や宇部などの都市が発展し、それぞれ「広島都市圏」と「関門都市圏」が存在し、挟まれた山口は存在感が薄かったが、山口県の"谷"に位置する山口では、西の京の名残の残る独自の文化が発達したかのようにみえる。
実際、まだまだ山口は元気な町だと思う。この街には何があるのだろうか。
★意外とオサレ好きですね。★

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JR山口駅は、県庁所在地とは思えないほど、ローカルな駅だった。
盆地の中にある、田舎町なのかなと思って歩いていたら、商店街の入り口は、こんなドーム型だった。緑の並木道に突如現れるドーム。その名も「魔法の屋根」。
しかも、天井のミラーボール状のものは、実はスクリーンになっていて、動画を写したり、音を響かせたりすることができるのだという。
地方にありながら、どこかウィットのある感覚を感じさせる。

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山口駅と商店街を結ぶ「駅通り商店街」は、山口市内でも若者による出店が、10年前から相次いだ。今は落ち着いているものの、若者町として定着してきた気がする。

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3,4年前までは、この商店街は元気だった。今はアーケード街が元気だ。
駅通りはこれからが正念場。地元志向が強まっている若者や、山口県でも数少ない、賑う商店街に希望を感じる人たちをどう取り込むかが鍵じゃないか。


★控えめオサレ遺伝子?★


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先の「魔法の屋根」から南に歩いた商店街が、「道場門前商店街」である。
山口市の中心地は、平日でもこれだけの賑わいをみせている。

なぜだろうかと考える。
山口が山陽本線や新幹線から離れていたりして、他の都市が発展していたのに比べ、取り残された感がある。
しかし、取り残された街というのは、意外と市街地が賑っているものである。
(例:飛騨高山、奄美大島の名瀬など)
他の都市は新幹線が通り、交通的に便利になり、工業が発展し、「広島都市圏」や「関門都市圏」に組み込まれたものの、いずれも都市圏の「周辺」的なものになり、都市圏の中心ばかりに注目が集まり、市街地が衰退しつつあるのではないだろうか。
また、山口が県庁所在地ということで、行政のバックアップを受けやすいというのもあるのだろうか。


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山口県の特産品などを取り扱うアンテナショップ「やまぐちさん」。
ここで山口県内の品々がほとんど揃うといっていいくらい。
地味~に山口が中心都市だな、と思わせてくれる。

なお、向かいには無印良品が、近くには下関大丸のミニショップがある。
そういえばデカイ店は山口の中心地にはない。小規模ながらファッション系の店がこうして少しずつ現れているのである。
控えめながら、オサレなのが山口流か?
そこが京都の「はんなり」文化に通ずるものを感じるのである。

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若者向け服屋も。

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珍しいN型の掲示板。
ローカルヒーロー、演劇の公演、店舗の紹介、映画の告知、文化祭の告知などがされている。
一見サブカルっぽさを感じるのは僕だけか。

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途中、喫茶店を前にした広場がある。
ここで休んでいたおじさんに、「あんたどこから来たの?関西?」と話しかけられ、結構長く話し込んでいたこともあった。


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商店街のはずれに、「コープやまぐちどうもん」の店がある。

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ギリシャ風の柱に、レンガ造りと、産地直送野菜といったような品揃えといい(普通の食材もあるけれど)、やや高級感のある演出(?)がされており、そこもまた、京都の「はんなり」文化に似ているようだ。

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道場門前商店街が終われば、次は西門前商店街だ。


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横を向けば、川が流れ、そのぽっかり空いた空間の向こうに、山が見え、ここが盆地の中にある小都市だなと思わせてくれる。
川の流れに乗って、ゆるい空気感が流れ込んでくるようだ。


★ちまきや、そして井筒屋★

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さて、道場門前商店街、西門前商店街を切り上げ、今度は「魔法の屋根」から北に向かった側にある「米屋町商店街」に来た。
こちらも山口のメインストリートである。

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この商店街は、地元・山口資本の百貨店、「ちまきや」を核にして成り立ってきたという。
山口には、大型店舗がほとんどない。
近郊に大型ショッピングセンター「ゆめタウン山口」があるが、これが出来て以降、まちづくり三法の改正があり、中心市街地活性化基本計画がまとめられ、山口市郊外に大規模な店舗がつくられることはないという。
さて、それで商店街が郊外の大規模な店に脅かされることはないと思ったら…

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なんと、長い間山口市民に愛されてきた「ちまきや」が、閉店してしまったのである。
(08年8月19日当時)
現在は北九州市に本拠地を置く「井筒屋」が経営母体となり、「山口井筒屋」として再びスタートした。
コアとなる店舗があって、それを中心に発展していた商店街だが、よその百貨店が来ることで、空気が変わってしまうのだろうか。

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旧ちまきやの向かいには、こんな謎めいた古着屋も存在する。
寺が多く緑に囲まれた商店街に現れた、ややアバンギャルドな匂いを漂わす構えは、学生の街・京都を思い起こさせるようだ。
山口も学生が多いのだろうか?

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米屋町に続く、「中市商店街」に入る。
地酒が揃う「浅屋商店」。

他にも近頃では、「753 nagomi cafe」という、シアトル系カフェも出店している。
商店街という場所には、しゃれたカフェというものはもはや必須だ。

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途中で見つけた八百屋のような店。
地元の若い女性だろうか、段ボールの中を見つめている。

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中市商店街の端っこ。
家具屋か女性向け雑貨屋か、ナチュラルな感じを売りにする。
隣の商店街の入り口と相まって、ゆるいワールドを演出している感じがする。


このように、山口は自然に囲まれている感じがしながらも、小ぢんまりと華のあるオサレなカルチャーが根付いた感じを、街から感じとったのである。




次回は、商店街の周りの、山口の他の場所も取り上げる予定である。

続く!



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