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大泉-ブラジル化した国道沿い

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総人口約4万1千人のうち、約16%が外国人(大半が日系ブラジル人やペルー人。ってことは約6千人!)の
群馬県大泉町には、ブラジル人街ともいえる街が形成されている。
メインストリートである国道354号線は、まさにそれだ。

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日本では見られない、外国語だけの、鮮やかな原色の看板が、町中にみられるのだ。
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(ブラジル人向けビデオレンタル屋?)

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(日本語の勉強機関、と書いてある。)

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(公共の看板までポルトガル語である。)

このようなブラジル人街が形成されたのは、やはりブラジル人やペルー人の出稼ぎだ。
近隣には、三洋電機、隣の太田市には、富士重工業の大工場があり、人手不足から外国人を積極的に誘致したため、このような人口構成となっていったとのこと。


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(「大泉町多文化共生コミュニティセンター」。
日本に出稼ぎに来たブラジル人とその家族に対し、ポルトガル語の話せる臨時職員が配置され、日本での生活に関する相談や、日本文化や日本語の学習講座の紹介などを行っている。)





このように大泉町では、ただ単に日本の町に外国人が入ってきて、日本の街に徐々に慣れていくような普通の町ではなく、
ブラジル人が入ってきても、すぐに暮らして、近所のブラジル人と仲良く暮らせるようなシステムができている。
日本語学校や職業紹介所、ネット・電話回線、レストラン、バー、レンタルビデオ、インターネットカフェ、服、雑貨、外国人入居OKのマンション…などのインフラが整い、ブラジル人が日本人と接触したり日本のご近所に気を使わなくても生活ができるようになっている。

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元々、日本のスーパーマーケットだったようだ。
それを完全にブラジル風にしてしまった「TAKARA」。
中には、食料、日用品の他、ブラジル風飲食店、家電コーナー、日本語教室がある。

入ったときすぐに、棚一面にビニール袋でできた花瓶のようなチョコレート菓子がずらりと並んでいて、度肝を抜いた。(09年4月初旬。イースターか?)
客はほとんどがブラジル人。しかし日本のスーパーとは違い、レジで店員と客が目も合わさず会話をすることもなく、ということがないし、客同士が溜まって、ダベっていたりする。
外国人怖いと思っていたのに、なんだ意外とゆるい人たちじゃないか。

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ここも元日本の店の、ブラジル専門店。

では、元々日本人がいる大泉の駅前はどうなっているだろうか。


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東武「西大泉」駅。利用客がほとんどいなかった。

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その駅前。駐車場状態になり、外国語の店はない。
ここはどこの地方都市とも風景が変わらない。(外国人は多く見かけるが。)


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再び国道354号線。
ブラジル人だけの社会で暮らせるような街だが、日本人もブラジル人に歩み寄っているようだ。
写真は、日本人の商店。灯油の表記が、日本語とポルトガル語の併記。

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これは日本人の八百屋。
しかしよく見れば、野菜が「VAGEM」「ERVILHA」など、ポルトガル語表記。

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日本人による、ブラジル人向けの商店もある。
食料品やビデオなどを取り扱っている。
伝言板では、サンバカーニバルなど、ブラジル人向けイベントがPRされている。
表には、店員と思われる人が、2時間ほど座っていた…。



さて、メーンイベント。

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通称「ブラジリアンプラザ」といわれる、完全ブラジル人向けショッピングセンター。
中に入れば、電気屋…、の他には、外国人向け日本土産の店、洋服屋、理髪店、生活支援センターや肉屋やコンビニ、食料品店、フードコートが2つ、レストランがあった。
電気屋では日本人の中年女性が応対をしていた。平日昼間ということで、客は少なかった。

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(ブラジル風サンドイッチ。やや脂っこい。ヤシの実を切って焼いたもので、パンのような食感。ガラナという炭酸飲料。)

フードコートで食事をした。2階のただっ広い空間に、机がおいてあり、テレビからはラテン音楽のコンサートが流れていた。
ファーストフードのカウンターには、一見日本人かと思われるブラジル人がいた。シュラスコという肉の塊を切り分けていた。愛想はよくないが、説明は丁寧だった。

別のカウンターでは、客が酒を飲みながら店員と話をしていた。まるで日本の居酒屋のようだ。

店員やお客は大抵人懐っこいブラジル人が多かった。
客と店員同士が顔見知りのような様子も見受けられ、殺伐とした雰囲気とはまた無縁のようだった。
さながら、昔の商店街のような温かみがここにはある。



外国人は物騒とか、外国人が多い街は犯罪が多発して物騒とかいわれる。
実際そのようなことが伝えられるが、そればかりだろうか?

ブラジリアンプラザやスーパーでみられたように、店員も客も顔見知りで、会話をしていたり、店の中で客同士がゆっくり過ごしていたり、あるいはイベントをやったりしてブラジル人同士で楽しんでいたりする。
彼らは日本人より生活面では厳しい状況にある人が多い。しかし、友人や家族でこうして助け合ったり、近所でも楽しめるような工夫をして、日々の辛い状況を、物がなくても、楽しく過ごすように変えている。

日本ではどうだろうか?スーパーでは他の人と目線を合わせたり話したりすることなんてない。レジの店員は無愛想に商品を数え上げ、僕らの顔を覚えてくれてるなんてことはない。店は多くがチェーン店化し、そこで人との交流なんてない。中年世代ならまだ公民館などでサークルに入って友達はできようが、20代の若者なんかが知り合いもいない地方に来たら…(かりそめの)友達ができるのは、せいぜい出会い系サイトぐらいでだろう。
そのような日本が、本当に豊かなのだろうか?
外国人であるブラジル人は、人懐っこい顔で、僕らにヒントをくれる。



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大泉町[おおいずみまち]は全国656位(群馬県内 13位)となる41,466[人]人の人口を抱える群馬県(邑楽郡)の都市である。群馬県東毛地区の自治体。大泉町の
[2010/01/28 22:33] patmap都市情報
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