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谷町(7)-榎木大明神



今回は趣向を変えて、路地裏にあるほこらを取り上げたい。

谷町六丁目の、長堀通沿いを歩いていると、階段の上に、大木が生えているのが見える。
その根本には、大木を祀るほこらが建っている。
ここが、「榎木大明神」だ。
tanimachi07b.jpg

谷町六丁目の路地裏の端と、大通りから見える階段の上という特異な位置に生えている大木は
それだけでただものではない雰囲気を漂わせている。
冬は裸だが、夏になると緑の葉っぱを茂らせ、存在感はさらに際立つ。

神木と言われるのは無理もない。
こうして人々は小さいながらも社を建て、木を祀るのだ。
名前を「榎木大明神」と言うだけあって、木自体を神様として崇拝の対象としてきたのだ。

tanimachi07c.jpg

階段の下から見た大明神。
樹齢670年を数えるという。
名前が「榎木」だが、正しくはエンジュの木だという。
この階段、石段のたたずまいが、どこか神社の参道を連想させてしまうようだ。

既に隣には人の営む店が取り囲んで、人が行き交っているが
この世ならざるものが降りてきそうな危うさも備えている場所だ。

tanimachi07d.jpg

直木三十五の文学碑が立っている。
あの「直木賞」の由来となった作家は、この近くで生まれたという。

最近では、映画にもなった小説『プリンセス・トヨトミ』にも、この「榎木大明神」は登場し、重要な場所として描かれている。
文学にまつわる人々をとらえてやまないものを、この道、大明神は持っているのか。


tanimachi07e.jpg

大阪の歴史が多く残る、この上町台地を歩く人たち向けに建てられた立て札だろう。
「ここは熊野街道の途中です」という内容の立て札だ。
今では大阪は東西南北に碁盤目のように道路がとおっているが、江戸、室町時代までは大阪の都心の半分は海だった。
榎木大明神の近くまで海が迫っていたので、北の八軒家浜(現在の天満橋駅付近)から南下した熊野街道は、ここから一旦東に迂回し、再び南下して熊野へ向かう。

現在ではビル街に埋もれてしまったが、昔は街道の、海の目印として重要な意味を持っていたのだろう。
そして現在、緑の季節になると、ビルの谷間からこれでもかと葉を茂らせ、街行く人の視線を捕えようとしているのだ。


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