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「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

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心斎橋(7)-元・サパークラブ淀?



路地裏には、たまに、街の忘れられた過去を思い出させてくれる遺物が現れるときがあるのだ。
それは、崖に突如現れた地層に、アンモナイトや恐竜の化石が現れるように、鮮やかな形で街の往時の姿が現れてくるのだ。


そんな経験を味わうことができるのが、この路地裏なのだ。
「どぅれ村」という謎の村に引き寄せられるように入っていく。

shinsaibashi07b.jpg

心斎橋のギラギラした街並みと180度違う。
人がすれ違うのも難しいくらいに細い路地の半分は
なんと打ちっぱなしの板張り!

看板は壁と壁の間に挟まるように掛かっている。
shinsaibashi07c.jpg

とても細い路地に、居酒屋や韓国料理店が連なっている。
この店のつくりが謎だ。

shinsaibashi07d.jpg

雨樋に草が生えている。
壁一面木の板ということもあり、都心にありながら、なんとも自然を感じられそうな一面を垣間見える。
「どぅれ村」という村に、小人が隠れて住んでそうなメルヘンチックな妄想が浮かんできそうだが
「韓国家庭料理」という現実に引き戻されてしまう。

shinsaibashi07e.jpg

なぜか「紅手毬」という着物レンタル、貸衣裳の店がある。
男子禁制なので、その先は僕が知りえない世界が広がっている。
さらに「扉を開けず、インターフォンを押してお待ちください」とある。

他人がいきなり扉を開けることが怖いのかもしれない。
このお店の方は、相当用心深いのだろうか。

shinsaibashi07f.jpg

さらに奥へ進んで、最深部へ
…といっても20mしか進んでいない。


路地裏は横に歩いて進むというより、竪穴を下に下に掘り進んでいる感覚がする。

shinsaibashi07g.jpg

最深部の姿。
あの板張りの建物にも窓があった。扉もある。
窓からは明かりが漏れている。
家の中はどうなっているのだろうか。

shinsaibashi07h.jpg

方向を90度変えて、進んでみる。
その先は…まさかの工事現場の柵!

なぜ柵が設けられているのだろうか…。

shinsaibashi07i.jpg

ちなみに、路地の横から別の建物に入れる場所があり、階段を登って、下を見てみた。
路地裏を上から見ると、実に生活感のある姿をしている。
謎がしゅるしゅるっとほどけていく感覚を覚えたところで…

再び!謎のどん底に落ちていただこう!!!




shinsaibashi07j.jpg

路地裏の壁に掛かっていた看板!!

「非常出口ニツキ自転車単車等ノ放置ヲ禁ズ   サパークラブ淀」


と、カクカクしたレトロな書体で書かれている。

…か…かっこいい書体!!フリーフォントとして作ったら、フォントダウンロードNo.1間違いナシってくらいの芸術的なフォルムだ。
フリーフォントマニアの僕としては、非常に大喜びだった。


誰がデザインしたのだろう。無名の従業員が書いたのだろうか。
無名の人が書体で有名になった例としては、「修悦体」の佐藤修悦がいるが
僕の中では、それに匹敵するくらいのデザイン性の高いものが、路地裏に埋もれている。

非常にもったいない。
なので、このフォントに名前をつけて、せめてこのサイトで取り上げる。
「サパークラブ淀 フォント」

…しかし、気になることが一つ。

「サパークラブ淀」って、何?

shinsaibashi07k.jpg

路地裏から出てみると、表には「サパークラブ淀」なる建物は影も形もなかった。

後でパソコンを開いて調べてみると…
心斎橋には数十年前に、サパークラブ淀という名のナイトクラブやキャバレーのような夜の店があり、心斎橋の店では「笠」「青い城」に並ぶくらいの有名店だったらしい。

ナイトクラブの割りにダンスフロアまであるような大バコの店で、ホステスが30人ほどいるという大規模な店だったそうだ。
現在では「ニュームーンライト」というナイトクラブになっている。


思わぬところで、ミナミの数十年前の姿を鮮やかに思い浮かべられそうな遺物が見つかってしまった。


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