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ライダーハウスボーダー-千円で泊まれる静かな相部屋

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ある日、京都に行く用事が2日連続であったので、家に戻ってまた来る電車賃と手間を負担するのが面倒だったので、この「ライダーハウス ボーダー」に泊まることにした。
なんといっても惹かれたのは、京都で一番安いと思われる宿泊料と、バイクや自転車乗りが集まってるというところだ。

京都の千本通りと丸太町通りが交わる場所から北東に行った、日暮通りと椹木町通りが交わったところを少し北に上がったところに、「ボーダー」はある。二条城の北側だ。
★静かな住宅地の真ん中にある★

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あれ?この看板、モロ「田中米穀店」って書かれてるじゃないですか?
こんなところにライダーたちの宿が…って、よく見たら店の真ん中ではなく、建物の横に、「ライダーハウス ボーダー」の看板があった。

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田中米穀店の脇を通ると、細い路地にバイクが何台も停めてあり、家の縁側あたりに旅人達が集っている。

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田中米穀店の裏側にあるのが、旅人達の宿泊空間となるライダーハウスだ。
米穀店の主人のおじさんがこのライダーハウスを兼業で経営している。

早速チェックインすると、おじさんがやってきていろいろ説明してくれる。
気さくで親切なおじさんに、近所の銭湯や食事どころやコンビニやスーパーの場所を教えてもらったりした。


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この宿はライダーハウスというだけあって、バイク乗りや自転車乗りがほとんどだ。
基本的にバイクと自転車で来た人しか泊まってはいけないルールになっている。

僕がやってきたのは夜9時(門限)だったが、このときすでに、部屋では10人くらいのライダーが、酒を飲んでほんわかと語り合っていた。
話題はたいていバイク旅や道路の情報交換、バイクそのものに関するトークだったりする。

この日は和やかに賑やかに語り合っていた。一歩間違えばドンチャン騒ぎというところまで。
しかし、賑やかなライダーハウスにも、静かな京の町でご近所さんに迷惑をかけないようにやっていくためのルールは存在するし、宿泊客たちはそのルールを守って声やエンジン音の大きさをセーブしている。
門限は夜9時、消灯時間は夜12時。外では声を潜めてしゃべる。

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部屋は10人程度が泊まれるようになっている。男女相部屋(但し、女性は戸を隔てて専用の部屋を用意)で、布団や寝袋を並べて雑魚寝するようにして寝る。
宿泊料金は1000円だが、原則寝袋を持参するようにお願いしている。
布団の貸し出しは300円。(少ないが、無料で借りられる布団もある)

机の上には、宿の宿泊帳や情報交換ノート、ツーリングマップルというバイク乗り御用達のマップといった、旅人の宿ではよく見かけるようなものが揃っている。テレビもある。


※ 朝方、布団を片付ける前に撮影しました。実際はそこまで散らかっていません。




★息子さんの遺志を継いで…★



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この宿は京都で一二を争うくらいの宿泊料と書いた。
たしかに、1泊1000円(寝袋持参)は、ネットカフェに泊まるより安い上、長い時間滞在できる。
ゲストハウスやドミトリーなどの安宿が数十軒も軒を連ね、安宿大国と呼ばれる京都でも
ゲストハウスの相場はだいたい2千~2千5百円。
最安値で1500円だ。

一方のネットカフェは、相場は1700~2000円程度(6時間ナイトパック利用)
京都の繁華街・河原町で最も安い「サイバック」(九州でよく見るネットカフェ)でさえ6時間1100円だ。入会金を合わせると1400円にもなる。
安いことは安いが、時間制限があったり、シートが狭かったり、運が悪ければ横になれる席が確保できなかったりして、余裕がないと感じる人も多いだろう。加えて、話し相手のいない空間。

ちなみに、「ボーダー」には風呂がないので、ライダーハウスから徒歩10分の銭湯に入ってもらうことになる(410円)。

相部屋で見られている感じはするかもしれないが、バイクや旅が好きな人と話をしたり、酒を飲んだり、食事をしたりできる、人との出会いのある空間の方が、旅をしている実感がわかないだろうか。

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女性ライダーが来たとき、専用部屋になる部屋。
矢沢永吉のポスターがにらみを利かせている。
その周りには、全国の祭りや鉄道のポスターなんかが貼ってある。

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やはり車やバイクのポスターが貼られている。
阪神が昭和60年に優勝したときのポスターも貼られ、旅人が集う場所らしい賑やかな壁になっている。

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朝の庭。
ライダーハウスの朝は早い。朝7時くらいから既に起きている人もいる。
旅の情報交換や出身地、道路情報などの雑談が始まっていた。
関東や中部、四国からの旅人や大阪などの近所から来た人も泊まっていたりする。
大型バイクもあれば、50ccの原付で旅の途中の人もいるし、自転車でやってきた人もいる。

電車などの交通機関を使った身軽な旅が主な京都にあって、大きな荷物を持って、テントや寝袋を積んで走るという本格的なバイク旅のスタイルを地で行くような場所は、なかなか稀有ではないだろうか。

ちなみに、700円でレンタサイクルもできる。
早めにチェックインして、バイクを置いて身軽になってから、自転車で京都市内を走り回ってくるのもいいかもしれない。

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「ボーダー」は現在、田中米穀店の主人のおじさんが経営しているが、それ以前は主人の息子さんが経営していた。
しかし、息子さんは数年前に他界。遺志を引き継いだ主人が経営をしている。

部屋の床の間には、息子さんの遺影が飾られ、花が供えられている。
その奥には、マンガ本が並んでいる。
「ボーダー」の名前の由来となった、『迷走王ボーダー』も並んでいる。

賑やかで、旅人の笑顔に溢れていて、人との出会いのある場所に今はなっている。
息子さんは、このライダーハウスをどのように見るだろうか。
いずれにしても、僕は大変良い時間を過ごさせてもらった。
その感謝の想いは、息子さんと田中米穀店のご主人に届くだろうか。

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