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「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

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道路にやたら人がいる東南アジア

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タイ、バンコクのタクシーン像の周りのロータリー)


東南アジアの町にやってくると、どこかしこでも路上に人が溢れていることに気がつく。
車がビュンビュン行き交っている道路の横だというのに、屋台がこんなに並び
道路ギリギリに人があふれ出て、下手すれば道路の反対側から人が横断してきたりして
スリリングなことになっている。



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(カンボジアにて。車があまり多くない国では路上が生活の中心か)


なぜか東南アジアの人々は路上で過ごす人が多い。
家にあまりいることがなく、職場や店が外に面している関係もあるのかもしれないが
路上に多くの人を見かける。


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(カンボジア、プノンペンの路上。建設現場のすぐ横にたくさんの屋台が!)


路上に屋台を置いたり、机を並べたりして、家の一部のような生活空間に仕立ててしまったり
車が走っているにもかかわらず、その力を押しのけるようにして人が押し寄せたり
大きな通りにやたらと人がいたりと、ともかく路上が人々の生活の中心のように思えてしまうくらいだ。

★止まっている車にモノを売るフィリピン人★

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これは、フィリピンのマニラ近郊のパサイという街の様子だ。
この街は、マニラの「ニノイ・アキノ空港」が立地している。
飛行機でマニラに着いた人が、空港からマニラの中心部に行くときは、タクシーなどでだいたいここを通って鉄道の駅に向かう。

大きな幹線道路だ。
周りは草地か住宅か空き地くらいしかないような場所で、日本だったら車が走っているか人なんてほとんど歩いていないような場所なのだ。
ところが、大通りを前にして、人々がパラソルを置いて店を出しており、そこに多くの人が次々やってきている。

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車はスピードをあげて飛ばしている。信号機は少なめだ。
その間を掻い潜って、人々が車の間を通って横断している。
日本人だったら怖がって誰もやらないのではないだろうか。
臆することなく人々が道路の上に出ている。

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パサイ市、エドゥサ(EDSA)という駅の前の道路。
下は車で溢れかえって危険だ。
その上をショッピングセンターに行く人などが歩道橋を渡っていく。
もしも歩道橋がなかったら…

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タクシーでこのあたりを走っていると、市場が立っていたり、人が道路の上を歩いていたりする光景をよく見かけるが
路上で商売している物売りも多い。

ところが、この物売り、売り方がちょっと違う。

歩道にいる人間にではなく…

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なんと、車に乗っている人にモノを売っているのだ!
車が信号で止まっているところに、車道を歩いて車やバスの窓を叩いて、水やお菓子や雑誌、中には観葉植物を売り歩いている。


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中にはよからぬ商売をしている物売りもいて
窓ガラスにクリームのようなものを断りもせず塗っておいて
「○○ペソで窓をお拭きしましょうか?」と商売を吹っかけてくる子供もいるくらいなのだ。

これが貧しい子供がお金を稼ぐ手段なのだが…

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顔を隠した青年をカメラで撮ったら、ポーズを決めてくれた。
お調子者というか、買って欲しいからか…。
僕は欲しいもの以外は買わない人なので、当然彼らから何も買わなかったが、数人くらい物売りからモノを買っているのを見かけた。
危険な道路上でも、十分商売になりうるのだろう。



★線路上というもう一つの世界★


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この写真は、タイの首都、バンコクの鉄道の車窓から見た風景だ。
線路沿いにガラクタが散らばり、ボロボロの家が連なり、くすんだ建物が見える。

大都市の鉄道は、街とは違って、街の裏手を走るので、このように時代から取り残されたような風景を垣間見ることができるのだ。

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鉄道というものは、大抵建物の裏手にできるもので
線路に向けて家の入口を作ったりするものなど滅多にない。
(ただし、日本にも例外はあり、神奈川県鎌倉市を走る「江ノ島電鉄」では、和田塚駅付近で、線路に向けて家の入口や門扉を造っており、日常的に線路を歩いて移動する地元民がいる。

ところが、ここバンコクの線路脇には、線路に向かって民家などが立ち並んでいる。

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線路上を歩いて移動する人はザラに見かける。
そう、線路が地元民にとっての道なのだ。

線路沿いの民家の住民も、みんな道路と同じ要領で、線路の上を歩いて、近所に移動しているのだ。

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線路に向かって店や水の自動販売機が置いてあり、人々がその前を歩いている。
それにしても、列車に轢かれないのだろうか…?

この線路はバンコク最大の鉄道駅「フアランポーン駅」から伸びるレールで
タイ国鉄で最も列車が行き交う密度の高い場所だ。
この駅からはタイ各地へ路線が延びているので、列車の本数は多いはず…。
ところが、フアランポーンから出ている列車は、1日5,60本程度。
この区間でも、せいぜい20分に1本程度しか通らないのだ。
しかも、列車は30キロほどで走るので、遅い。
列車の音が迫ってきて、よけるまで時間がかからないので、それほど危険ではないようだ。

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線路脇の板の上では子供が遊んでいる。

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(バンコク、トンブリー駅から歩いてすぐの線路上)


ここでは…
なんと、線路の脇でオジサンが焚き火をしているではないか!
しかも、線路にトロッコのような乗り物を勝手に乗せてしまっている。
線路の先には、物干し台やテントのような家が伸びている。


列車が来ないところは、すっかりスラムの人々に占領されてしまっているとは…。

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(バンコク近郊)


線路脇に出歩いている人や、遊んでいる子供が多い。
こうしてみると、日本の高度経済成長期のようだが
微笑ましいと見るべきか、危険と見るべきか…。

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路上は自動車や列車が来る、危険な場所でもある。
にもかかわらず、その上を生活の舞台に選んで、たくさんの人が住んでいるというのは
路上に人が少なく、人がいる場所といったら商業施設やビルの中
移動するのは車で、歩いたり自転車に乗って移動することが少ない日本からしたら驚くべきことなのだ。

ここからわかることは、日本では商業が建物の中を中心に行われているが
東南アジアでは屋外中心に行われていることだ。

つまり、移動をしたり何かをして過ごすのに、外に出ない傾向にある日本では
ショッピングセンターや地下街、スーパーマーケット、ロードサイド店舗など、「外に出なくてもモノが買える場所」が利用されることが多く
外に出る傾向が高い東南アジアでは、市場、商店街、露店、行商などが好まれる傾向にあるのだと考える。



日本のことを考えると、外に出ることよりも、暑い寒い雨が降っていることや汚れることを気にせず、きれいな場所を好むようになってしまい、外に出なくなってしまったこの現状で
商店街などに賑わいを取り戻すことなどは、難しいのではないかと考える。

それは、商店街が外に出て過ごす人向けの売り場だからなのだ。

そう考えれば、個人的に東南アジアに可能性を感じるのは無理もない話ではないだろうか。
ただし、バンコク都心や近郊には、全天候型のエアコンの利いたショッピングセンターが次々とできて、タイ人に好評だそうだが…。
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