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ショッピングセンターがあっても露店が強い東南アジア

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(タイ、バンコク近郊)

東南アジアに行くと、ある程度の街には日本同様、大規模できれいなショッピングセンターがあるものだ。
商売の内容も日本とほとんど変わらない。
ところが、この建物の周りを良く見てみると…


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店の前にたくさんのパラソルや露店が並んでいる。
しかも、ある程度の客がいる。

ここが日本と大きな違いだ。
東南アジアは日本以上に路上に人がいる。ショッピングセンターのような年中エアコンが利いていて快適な場所は、入り浸りたくなるほど現地の人に好評のようだが
それでもなぜか路上に人はいる。商売や遊び、休息などは路上で行われていることが多く、家にはあまりいないようである。
(多分所得の違いが屋内か路上にいるかを分けるのかもしれない)
逆に四六時中箱に籠って外に出ない日本人の方が不健康な気がした。

★ショッピングセンターと露店★

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(タイ、ウドンターニーにて)

東南アジアの大都市周辺ではショッピングセンターの建設ラッシュだ。
日本くらいのペースの速さで次々に建てられている。
日本の地方都市では、ショッピングセンター(以下:SC)に既存の商店街などは客を取られて、商店の廃業が相次ぎ、「シャッター通り」が地方の衰退の象徴となっている。
ところが…


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東南アジアではSCは地元の商店にあまり影響を与えていないようだ。

そればかりか、なぜかSCの横には、大抵こんな市場が建っており、相変わらず人が集まっているのだ。
人口20万人超のタイ北東部の地方都市、ウドンターニーでは、駅前や市内各地にある市場では相変わらず人ごみで溢れ
SC以上の集客力を持っているのは市場や露店なのだ。


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(フィリピン、マニラにて、SCの周りには…)


SCは地元の人には市場の一つと考えられているかもしれない。
昔ながらの市場は食料品を買ったり、知り合いと話をしたりする場所で、SCはオシャレな服を買いに行くとか涼みに行く、デートする場所といった感じで
目的によって使い分けているのかもしれない。
ウドンターニーをはじめ、東南アジアで市場や商店が廃れていないのは、それも一因かもしれない。



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だが、路上に居たがる人々の感性や行動の謎は解明されていない。
しかも彼らはどのような方法でSCの周囲に店を出せているのか。(勝手にやってるわけではないだろう)
よくわかっていないのだ。


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(カンボジア、プノンペン初のSC、外国のような店が並ぶ)


SCにある店は、大抵値段が高い。
地元の人が手が出なさそうなものが並んでいることが多く
、中を歩いているのは、お金に困っていなさそうな、中流に見える人たちだ。


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(その周りの店。携帯電話や修理の店が並ぶ。なぜか路上でパソコンを見る人が多い)


それに比べて路上では、モノの値段が高くない。
庶民でも手が出そうなものが並んでいる。
店を通じた旧来の人間関係もあり、相変わらず露店や商店街を利用する人は多いようだ。
特にお金のない人にとっては。


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(SCの駐輪場には大量のバイクが…。車も買えない人が多く交通はバイクが主流)

東南アジアでは日本以上に所得の格差が激しい。
カンボジアやフィリピンのような途上国ならより激しいが
マンガみたいな豪邸に住む超大金持ちから何も持たずに路上生活をする人までおり、その格差によって露店、市場、ショッピングセンターなどに行ける店が分かれていくのだろう。
日本のように一億総中流と呼ばれ、あらゆる層がSCで買い物できるのとは違い
東南アジアではお金がない人は露店、市場でしか買い物できないようだ。
だからこそ、住み分けができ、相変わらず市場が栄えているのだと考える。



★商店街より路上に店を出す★


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(ラオス、パクセーの中心市街地)


ここはラオス南部の中心都市、パクセー(人口約7万人)の中心市街地だが、ほとんど賑っていない。
賑っているのは市場か露店くらいだ。
だからといって、店が潰れるというほど深刻というわけではないように見える。
ここでは、建物で商売をするよりも、建物を出て商売をすることが主流のようだ。

露店や市場の方が、店を持つよりコストがかからないからかもしれないが。


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(パクセーのチャンパーサック・ショッピングセンター)


そんな街でも、ショッピングセンターというものがやはり進出している。
市場の前に出来上がったので、旧来の市場は大打撃を受け、寂びれまくったか!
…と思いきや、ほとんど影響はないようだ。
(もっとも、ここは市場の新しい建物みたいなものかもしれない。)
その逆に…

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SC内の立派な吹き抜けエントランスホール。
人があまり歩いておらず、閑散としている。
ラオスでも数少ないエスカレーターだが、動いていない。


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さらに歩けば、SC内の通路で、山のように服を広げて売る女性たち。
「店があるなら、そこに入って売ればいいでしょ?」と言いたくもなるが
「テナント料支払い追いつかないからムリ!」と言い返されるかもしれない。
オーナーは文句をつけるわけでもなく、公然とこのような商売が行われているのだ。


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さらに上の階は、店がほとんど空いておらず、このように空洞化していた。
人がほとんど来ないのをいいことに、警備員と思われる人が
ビーチチェアで昼寝していたのだ。

その傍らには、ネコが気持ち良さそうに寝ていた。
商売に対する考えというものが違うのだろうか…。

すべての東南アジアのショッピングセンターは、こんな形態ではない。
これは特殊なケースだ。



★コンビニと露店★


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(タイ、バンコク、ウォンウィアン・ヤイ駅前)


東南アジアのあらゆる国や都市には、コンビニがある。
日本で有名なセブンイレブンやファミリーマート、ミニストップなども多数進出しており
(特にセブンイレブンはどこでも見る)
中でもバンコクは東京並みのコンビニ密度の街だ。

日本のコンビニとあらゆる面で変わらないが
東南アジアでは、コンビニの前で別の屋台が商売していたり、コンビニを屋台のテントが覆い尽くして
店があるのかわからない状態にしてしまったり
、フリーダムなことになってしまっている。

これはバンコクのとあるコンビニだが、別の屋台がやってきて、入口で商売をしているのだ。
日本だったらすぐさま店員や警察が飛んできて、「営業妨害だ!」と騒ぎになるところだが
そんなことはなく、おそらく場所代を払うなどして共存共栄しているようだ。

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(バンコク、パッポン・ナイトマーケット前)


日本では、コンビニの駐車場で座って話し込んでいる高校生をなんとかして欲しい、鬱陶しいという声はあるが
ここではそんなものを超越して、お構いなしの状態になっている。
地元の人がイスを持ってきて座っていたり、若いお父さんが
子供を揺りかごにいれてあやしながらビールを飲んでいたりと、
自分の庭のようにくつろいでいるのだ。
もちろん、誰も文句を言わない。



コンビニといえば、もう一つこんなおもしろいエピソードがあった。

バンコクでも高級なコンドミニアムが立ち並ぶ、スクムビット・ソイ24という通りを歩いていると
コンビニのすぐ近くに、焼き鳥を売る屋台があった。
焼いていたのは、屋台主のおばちゃんと、
セブンイレブンの服を着た若い女性二人だった。

どうして人の屋台でセブンイレブンの従業員が、焼き鳥を焼いているのだろうか?

コンビニの売り上げにならないようなことをなぜやれるのか?よくわからなかった。
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