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青春18きっぷで里帰りする家族が増えている?

seishun181.jpg

この写真を見て欲しい。

この写真は、2009年12月26日、昼12時すぎのJR山陽本線、「糸崎」駅(広島県三原市)のホームの様子だ。

昼すぎで人があまりいないはずの、乗換え駅には
人がホームの端から端まで列をつくり、次の列車を待っている。


西の、広島や下関のほうへ向かう列車だ。


それにしても、やけに多すぎないか?
彼らがホームに立つ前は、岡山からやってきた鈍行列車に乗り、終点の糸崎で一斉に列車から降りたのだ。
改札口に向かうものは、数えるほどしかいなかった。
しかも、その中には、僕が乗ってきた大阪駅から見たような顔の人もいくらかいた。


彼らは、大阪、いや、さらに遠くからずっと鈍行の列車を乗り継いでやってきているのか?
そして、彼らの向かう先は…
それぞれの故郷なんだろうか?
★家族を連れて鈍行を乗り継いで遠くへ里帰り★

seishun182.jpg
(写真2)岡山から糸崎までの普通電車の車内の様子。昼12時ごろのオフピークの時間だというのに、この混みよう。どう見てもただ事ではない。


一連の写真は、僕が去年の末に、青春18きっぷを使って、大阪から広島を通って、博多まで行った旅のときに遭遇したものだ。
大阪駅から、相生(兵庫県)、岡山、糸崎(広島県)、三原(同)と山陽本線を乗り継ぎ、三原から呉線で呉を目指し、呉で降りて散策し、広島で一泊。広島から再び山陽本線で徳山、下関、小倉と寄り、博多を目指したのだ。

その途中途中で、電車に乗っている人がやけに多く
しかも、前の前々の列車に乗っていた人と同じ顔が、やけに多くいたのが気になったのだ。

よく見ると、大学や高校の友人同士や、でかいバッグを持ったお一人様、いい歳になった親子、そして、小さな子供もつれた家族連れの姿が目立った。

数年前、何度か青春18きっぷを使って、鈍行を乗り継いで遠くを目指したときは、乗客は少し多かったにせよ、小さな子供をつれて、大荷物を持った家族連れの姿はめったに見なかった。なのに今回は、なぜか3,4組くらい見た。

なぜだろう?
車を使えば現在は高速道路が1000円乗り放題で、里帰りなんて安いはずだ。
大阪と東京・九州を結ぶ4,5000円台の安い夜行高速バスだってあるはずなのに…。


★青春18きっぷのメリットをフル活用した方がいい★


seishun183.jpg
(写真3)広島県尾道近辺の車窓。瀬戸内はこんな穏やかで変化に富んだ海辺の車窓が楽しめる。しかし、車内はかなり込んでいる。


おそらく、この普通列車の乗客の多くも、「青春18きっぷ」を使っているのだろう。
鉄道を使って貧乏旅行をする旅行者の友、「青春18きっぷ」…



説明しよう!
「青春18きっぷ」とは、全国のJR全線の普通列車と快速列車にこれ1枚で5日分乗り放題のスゴイ券なのだ!


青春18きっぷの詳しい説明は、このサイトに任せてもらうとして…

この切符のメリットと、なぜ家族連れが里帰りをするのかの関連を、いくつかかいつまんでお話しよう。


(1)価格が11500円。5回分使えるので、5人で1回ずつ1日分として使うこともできる。(1回あたり2300円で乗り放題)

(2)余った分はチケット屋で買い取ってもらえるし、1回分、2回分などとチケット屋でばら売りもしている。(⇒手に入りやすい。ちなみにJR駅の「みどりの窓口」、旅行代理店でも買える。)

(3)春・夏・冬休みの期間限定販売(帰省の時期と重なって混雑

(4)夜行快速電車にも乗れる(東京-大垣間を夜通し走る「ムーンライトながら」にも指定券買い足して、2800円程度で乗れる⇒夜行バスより安く西へ行ける



こういう条件だと、一人当たり2300円で乗り放題なら
家族で1000円高速(燃料代とかが別途必要で、運転するにも体力を消耗する)や夜行バス(2000円台なんてない)より安くいけるのはうなづける。
ただし、鈍行列車なので、移動で一日仕事になるが…。

何日かけての里帰りより、1日だけの移動に対しては有利に働くようだ。

それを表すのが、次。




★1日で東京から秋田・下関・松山まで行ける★


なにしろ1日乗り放題だ。
1日でどれだけ行けるかという限界に挑戦できる。

ちなみに、時刻表サイトの「えきから時刻表」で、東京駅から始発に乗って終電までどこまで行けるかを調べてみると…
東京駅から1日で、秋田、下関、松山まで行けることがわかった。

実に、東京から5,600キロを移動できるのだ。

大阪からなら、長崎、八代、大分、高知、仙台、新潟まで行ける。


そりゃ里帰りに使えるよね。
だから、こんなに列車を乗り継いでも、前の列車で見た顔の人たちにいくらでも遭遇するわけか…。


大変な距離だ…。中部地方や関西から、北九州地方に里帰りできるとは…。
鈍行も発達したもんだなぁ。
ただ、電車に一日中乗っていることは、体力勝負だけどね。
飽きてくるし、時には立ち乗りしなきゃいけないし
子供を連れてたら、グズりだすしね。



★1回分で往復2300円分以上乗れば、元が取れる★


1回当たり2300円となっている「青春18きっぷ」だが

2300円ということは、往復で2300円以上乗れば、元が取れるという計算だ。
片道なら1150円の区間より遠くなら、得ということになる。

具体的には、乗車する距離が70km以上(1280円)だ。
たとえば、東京駅からなら、宇都宮、高崎、小田原、大月(山梨県)、石岡(茨城県)、木更津(千葉県)より遠くだと、元が取れることになる。

これなら近場の旅行や近県で少し遠くまで用事に行くのに便利だ。


(※大阪からなら、野洲(滋賀県)、加古川(兵庫県)、園部(京都府)、和歌山などにあたる。)



★不況にもかかわらず、高速バスより割がいい★


このような帰省者が増えた背景として
やはり不況が考えられる…って、誰でも思いつくか。

だったら安い高速バスや1000円高速に流れるところだが
実際これは流れている。
しかし、依然として青春18家族が多いのは、1日だけなら5,600キロほど移動できて
一人頭2300円の旅費で里帰りを済ませることができるからだろう。
2300円で東京-大阪間を移動できるバスなんて存在しない。
だからこそ、鈍行の方が割がよいのだ。


(ただし、1日以内の移動だけだが)


さて、広島県の糸崎駅でやたら並んでいた人たちは、どこから来て、どこへ向かっているかも想像つくだろう。
もしも、僕が呉方面へ行かず、山陽本線でずーっと西へ向かっていたら…。
時刻表サイトを使って、逆算してみた。


彼らは、滋賀県の米原を朝5時すぎに出発して、電車を乗り継いできているようだ。

さらに、行き先は、熊本県の八代、長崎…まではあと一歩だった。


たとえば、先述の「ムーンライトながら」を使えば、前日の日付が変わるときに、東京から大垣まで夜通し移動し、あくる日は各停・快速を乗り継いで、長崎まで移動することも可能だ。
実際、そんなツワモノもいるそうだ。


そういえば、母から聞いた話だが、幼い頃、家族で大阪から故郷の静岡に帰るとき
鈍行を乗り継いで静岡まで行ったという。
東海道線のあのみかん色の電車に揺られ、向かい合わせの人と世間話をしながら
ゆっくり行ったという。

当時はそれが普通だったのかもしれない。新幹線がなかった時代の話だしね。
少しだけ時代が戻った…いや、そっちの方向へ動いただけかもしれない。
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