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大阪大学吹田キャンパス-工場と都市景観の共存の手がかり?

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大阪大学の吹田キャンパスに行く機会があって、散策していた。
緑地に囲まれ、医学、工学系の校舎が並ぶキャンパスを歩いていると
あることに気がつく。


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学生食堂に面した広場は、授業を終えた学生たちの集まる場所だ。
よく見てみると…

真ん中にデカデカとパイプが走っている。
だけど、まったく邪魔に見えない。
そう、風景にすっかり溶け込んでいるのだ。


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普段工場や工業施設などは、都市の景観を損なうということで
景観にうるさい人にはあまり好かれるものではなかった。

町工場、スクラップ場、工事現場、タンク、プラント、ガレージ…
同じような様式の建物に統一され、整然とした都市景観でも、工業的なものが入ると
たちまちミスマッチが起こり、台無しになってしまうからだ。

ところが、工業的な要素が主役となる大阪大学の景観は
工業的な景観でも、不思議と乱れた景観にならないのだ。
★ツタと白い校舎が決め手か?★

handai04.jpg

同じ大阪大学のキャンパスを歩いてみよう。
ここは工学部。
もちろん機械や建築、電気などの学科が並び、工業的な材料の使用は不可欠だ。

ところが、この校舎を見ると…

ツタにびっしり表面を覆われて、工業系の学部とは思えない。


handai05.jpg

ここは同じ工学部でも、校舎がむき出しな方だ。
白い壁と雨樋が見える。

さて、さっきまでの校舎を見ていて、これを汚い景観だと思うだろうか?

もちろん価値基準は人それぞれだが
この景観にはある種の法則性がある。

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1、校舎が白色で統一されている。
2、校舎がツタである程度覆われている。
3、配管やはしごなどの外付けの物が、多く付いていない。
4、構内に樹木が多い。(花ではない)

この4つの条件が見て取れる。



handai07.jpg

近づいてみると多少古びていて荒れている。
大学での研究生活の様子がにじみ出ているように見えるが
かえってこれが人間味を感じられないだろうか。

台湾のビル街あたりの、屋上やベランダに森を作っているような景観のみたいで
アジアンな楽しみ方もできる。


だが、遠く離れれば、アラが霞み、白い校舎にツタが絡まる校舎に見えるだろう。

handai08.jpg

メタリックなコンテナ小屋があるが、これはさすがに景観が乱れている気が…。


★むき出しのパイプが美しい?★


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まるで生き物みたいだ。
白い校舎の壁に、ツタの化け物が垂れ下がっているように見える。

無機質な校舎が生きているかのような感覚を覚える。

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長い円錐のような、ドリルのような螺旋階段。
あらぬところに向かって伸びているようだ。
ファンタジーに出てくる塔を連想させる。
そこにツタがからみついて、昔からあるような錯覚を覚えてしまう。

無機質になりがちなコンクリートや工場の景観が
生命を持ったような景観となっていく。


handai11.jpg

緑の中の通路を抜けた先には…

handai12.jpg

またも学生食堂に面した広場に出る。
学生向け情報を掲示している1階部分の天井は
建物の方々へ走る、白い配管が覆っている。

不思議と邪魔にならない。

むしろなんらかのアートのようにも見える。

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配管が自己主張しているようで、邪魔にならない。
多分、学生たちには大阪大学の校舎の特徴を表すものとして認知されているのかもしれない。

handai14.jpg

ツタが覆う校舎の間を駅までのバスが巡回する。

殺風景で無機質な工業的な景観に、周囲との調和や生命感を与え
邪魔にならない、むしろ見ていて興味をそそられる景観に変わっていける手がかりというものが
この阪大吹田キャンパスにはあるような気がするようだ。
都市景観と工業的な景観は、共存できるだろうか?
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