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庵治-セカチュー前面に出しすぎで、恥ずかしい

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市町村合併で高松市になった、香川県庵治町。
高松市から15キロ離れた鄙びた漁村。
言わずと知れた映画『世界の中心で、愛をさけぶ』涙がちょちょ切れるお芝居のロケ地として知られている。
純愛ブームの金字塔といわれた映画の大ヒットによって、2004年以降
「ロケ地めぐり」として庵治を訪れる人が増えたので
『セカチュー』のロケ地という触れ込みで町おこしをしているのである。

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ところが、その町おこし
少々おかしなことになっている。

まずは幹線道路から庵治へ向かう案内板…。

『世界の中心で、愛をさけぶ』映画ロケ地


と、デカデカと書かれている。

さすがにここまでデカイと恥ずかしくならないだろうか?
★「愛の聖地」(笑)恥ずかしッ!★

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瀬戸内の穏やかな海がきれいな海岸線を過ぎ、庵治町に入ると早速立て札が現れる。
そこには…

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「ようこそ 映画ロケの町 高松市庵治町へ」

と書かれた下には、セカチューのロケ地となった場所と
映画のワンシーンの写真が並んで案内されていた。


うわー、これお役所が主導でやってるよー。
映画のこのシーンがこの場所で…とかやっても、
なんか照れくさいってば!w

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ロケ地の一つとなった港。
休日ながら人があまりいなくて、のんびりしたところだなぁ…と思ったら

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おるわおるわ、カップルが。

確認できただけで、5,6組くらいの2,30代のカップルと
女性だけで数人のグループがいた。


これまた映画のワンシーンとなっている防波堤で、キャッキャとはしゃぐ声がした。

「愛の聖地(笑)」とやらにふさわしいワンショット。


さらに、「皇子神社」という映画のワンシーンとなっている神社には
恋人たちや若い女性が恋愛成就を祈願した南京錠が大量に付けられている。

まるで、桂由美がすすめる恋人の聖地プロジェクト」くらいのノリだ。

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港の近くのデイリーヤマザキでは、ロケ地ということで
映画に登場したという「サクちゃんの焼きそばパン」なるタイアップ(?)商品が売られていた。



(※余談だが、この「味萬」という和菓子屋とデイリーヤマザキが一緒に入った店、コンビニの内装をしていながら、店のカウンターが、コンビニと和菓子屋に分かれているという、世にも珍しいコンビニだ。

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さらに、「専修院」という寺もロケ地になったということで
映画にまつわる話を禅師から聞くことができるという。

「映画セカチューはここからクランクイン」 とやる気マンマンだ。

それと一緒にうどんでも食べて行けとばかりに
商魂たくましく映っている。

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禅師が出した本を大体的にPRしている。

タイトルが『映画セカチューと愛の聖地庵治港』



「愛の聖地」て!!!


はっ…恥ずかしすぎるっ!!

「愛の聖地」だぞ!!
こんなん名乗られてみなよ。
そこに住んでる普通の人は、こっ恥ずかしくて逃げ出したくなるかもしれないぞ。


ちょっとこれはやりすぎじゃありませんか…?

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映画のロケ地になったからといって、来訪者をターゲットにした観光で儲けてみようという気はわかるし悪いことではない。
しかし、臆面もなく「愛の聖地」だのを前面に出したり、道路の案内板にデカデカと「セカチューロケ地」と書いたのを乗せたりしては、他の住人にとっては恥ずかしくなりそうな気がする。


実際は知らないが、きっと住民は『セカチュー』のロケ地であることを、それほど誇りに思っていないのかもしれない。
それを町おこしとかこつけて、商売に精を出し、過剰に世界観を拡大してアピールし、他の住民が引いているのをよそに、外から来る観光客を取り込んでいくことの「痛さ」。
それはアニメのロケ地となり、それを前面に押し出して「萌えおこし」をする町の「痛さ」に通じるものがある。
(例:アニメ『らき☆すた』のロケ地となった埼玉県鷲宮町など。)


『セカチュー』のロケ地となって喜んでいるのは、商売人だけかもしれない。



★ロケ地の隣で婦人靴が平積みに!!★

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『世界の中心で、愛をさけぶ』のロケ地になったといえども
町ではロケ地としてのアピールに、まだ一枚岩ではないようだ。
ツッコミどころはまだまだ多い。

たとえば、ロケ地となった写真館の隣では…

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スーパーの入口に、おばさん向けの靴が大量に平積みされ、大安売りされていた。

純愛で、青春な映画のムードに浸っていたカップルには
冷や水をぶっかけるようなアトラクションに写ったことだろう。

ぶち壊しである。

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さらにロケ地の一つの防波堤に近づくと…

なんとも寂れた建物が…

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中を覗くと、なんとも殺風景な、正体のわからないうち捨てられたような光景が広がっていた…!

凄まじい。

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なぜか90年代くらいの「とんねるず」のイラスト看板のガソリンスタンド。

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寂れた港町にふさわしくない、サイケな福祉会館。

とまぁ、映画では絶対に映らないような、いや、映せないような場所も多々ある。

そういえば、この庵治に来るまでの道に、「マルサセンター」というキテレツな石像ばかりが展示されている場所があった。
セカチューのロケ地に行った帰りに、物珍しさでちょっと立ち寄ったカップルが、あまりに胡散臭すぎて、幻滅して帰っていく話もあるくらいのキワモノで、まさに、『セカチュー』の無菌化された純愛の世界と対照的な場所だ。


ロケ地も映画の世界観をフルに演出するよう振舞うのも一つの手だが
それをせずにいることは、素朴でのんびりとした町の風情が感じられていいじゃないか。


★ホント素朴な町ですよ★


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そんな素朴な庵治の町の風景をいくつか紹介しよう。
港。
港の向こうに見える、変な形の山は「屋島」だ。

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港。黒く丸い玉が大量に転がっていた。

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燈籠が江戸時代の昔にタイムスリップしたように思わせる。

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街中もいい感じにひなびている。

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小さなアーケードが。

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細い路地裏。

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食堂からのぞくアイスクリーム。
素朴で日常的な町の風景の中にあって、妙に滑稽だ。


「そっとしておいてあげてください。」の一言が似合う。




◆関連記事:「最強の珍石像パレード!:マルサセンター」(隣の牟礼町にあるキテレツな石材展示場)

◆参考サイト:「庵治太郎.com
【映画】世界の中心で、愛をさけぶ ロケ地巡り
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