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キリンハウス―高知の果てからクォーターパウンダーの元ネタが!

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高知県の西の果ての街「宿毛市」。
のんびりとした田舎町のシャッター通りと化したアーケードの入り口に
キリンハウス」というハンバーガーショップがある。

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一見昔のファーストフード店。
マクドナルドでもモスバーガーでもチェーン店でもないこの店には、店ならではの味と、名物店長を求めて客がやってきているのだという。
そう。ハンバーガー屋としては、とても変わり種だ。
★クォーターパウンダーはこっちが先!★

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30年も前、マクドナルドが日本に進出し始めた頃から、この宿毛の街にはキリンハウスがあったという。
まさに30年前から時が止まっているような、昔ながらのハンバーガー屋のスタイルが、この店では今でも現役だ。

店長が東京にマクドナルドの一号店がやってきたとき、ハンバーガーの味に衝撃を受けて
地元の宿毛でもハンバーガー屋をやりたいと思い立って、このキリンハウスを始めたのだという。
ハンバーガーが東京の次が高知の果ての宿毛というのは、スゴイ先見性。

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メニューが開店当初(?)のままで残されている。
書体も時代を感じる。
今の2,30代が見たら、かわいいとかカッコいいとか、新鮮に感じるかもしれない。
右側に英語で書かれたところが、これまた当時のスピリットを伝えているようだ。

値段も当時のままだ。
ただし現在はハンバーガー100円、フィレオフィッシュが140円だ。
この店も「100円マック」のように価格競争に晒されたのだろうか。

「クォーターパウンダー」もメニューにある。
もちろん開業当初からあるので、マックよりはるかに前に存在しているのだ。
(※実は、マックでは1978年から83年まで、販売されていたことがある。「はるか前」というより、「同時期」といった方が正しい。)
「フィレオフィッシュ」もあり、これもキリンハウスが元ネタ…と店長が主張している。

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メニューが昔のまま残されている。
今は無いが、フレンチクルーラーやホールミングのようなドーナツも売られていたという。
スナック・ランチ・ディナーというおかずのようなものも売られているが…

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ボウルの中に、ポテトやナゲットが入っている。
一番量が少ない「スナック」でさえ、両手いっぱいになるくらいのポテトやナゲットが入っているのだ。
360円でこのボリューム!ハンバーガーと一緒にセットで食べたら腹いっぱいになれる。

ちなみに、スナック・ランチ・ディナーの順に量が増えていくという。

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なぜかアイスクリームも。
バーガー買わずにアイスだけという女子高生のお客さんの需要に応えているのだろうか。

★単位はン万円★


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さて、僕はチキンバーガー(右・100円)とフィレオフィッシュ(左・140円)をテイクアウトした。
明らかに某マックよりボリュームがある!
味付けは妙に濃すぎず、素朴なファーストフードという感じが逆においしい。
作るのに15分かかったという。
これ、ファーストフードというよりスローフードやね(笑)


これを注文するとき…

「―チキンバーガーと、フィレオフィッシュください。」
「はいよ、2つで240万円ね!」
「―(250円を渡す)」
「はいおつり、10まんえ~ん(と言って10円を渡す)」
(メニューができてから)
「―あ、外で持って帰って食べようと思いますんで。」
サンキューベリマッチ!また来てね!」

と、忘れられないくらいインパクトのある店長のセリフも名物だ。
こんなキャラの濃い店長を求めてやってくる人は、宿毛だけでなく全国から跡を絶たない。



★ポップなオールドアメリカンスタイル…?★

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客席を見てみよう。
ここも開店当時から変わっていない。
壁や仕切りのデザインが、昔のアメリカを思わせる。
壁の真ん中のコカコーラのタペストリーが、よりアメリカ色を際立たせる。

クォーターパウンダーを売るために、行列と見せかけてサクラを使うところまでになってしまった現代のマクドナルドの商業主義から遠い
古きよきアメリカンスタイルの理想の姿がまだ生き残っているようだ。

そう。多分ここの店長はハンバーガーに純粋に感動して、その味を伝え続けているのだろうか。
そんな姿が、この店の熱狂的なファンを作り出しているのだろう。

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ガラスに描かれたキリンのポップな絵と
これまた60年代風のモダンな照明が、ハンバーガーのある国へとトリップさせてくれるようだ。

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今でこそ古臭いと言われてしまうかもしれないが、細部までアメリカンなイスと机。
きっと金髪の男女が笑顔でハンバーガーを頬張っていたら、すごくサマになるかもしれない。
アメリカというものが日本人にとって輝いて見えていた当時としては、なかなかの空間演出かもしれない。

…が!!

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あぁやっぱりこの店はフリーダムだよ。
雑誌や絵本や、少年ジャンプが置いてあったり
子どもの客が描いたと思われるドラゴンボールZのイラストが、額に入って飾られている。


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いや、「額」というより「遺影」だこれ。(笑)
悟空さんや人造人間セル、殺しちまってるぞー。
しっかしこのベジータ様、うまいなぁ。

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BGMはやはりアメリカの6,70年代のロックが流れていた。
完璧に当時のままを演出しているが…。
ラジカセ丸出し!!
そんなゆるいところも、この店の魅力だ。

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ちなみに、この店はネットで有名になったということで、高知新聞に載ったのだ。

額に入れて飾られている。
その下に、「やったぜチョンマゲ!」「やったー しんぶんにでたぞー サインのほしいかたはどうぞ!!」
と素直な喜びのコメントを書いている。
こんなところが店長とこの店の魅力なんだろうと思う。





◆関連記事:「バーガータウン-正体不明の店が学生のたまり場に!」(大阪府富田林市にある、とんでもないハンバーガー店)



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