上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

ホーム > スポンサー広告 > 福井北の庄・元町-地方都市にも「周辺」が出現ホーム > まちづくり・地方の実態 > 福井北の庄・元町-地方都市にも「周辺」が出現

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

福井北の庄・元町-地方都市にも「周辺」が出現

fkii01.jpg


路面電車も通る、福井県第一の都市、「福井市」。
日本一住みやすい県の県庁所在地は、人口26万人と、そんなに大きな街ではない
いわゆる地方都市だ。

fkii02.jpg

市街地の郊外に、9つの大型スーパー・ショッピングセンターがあるにもかかわらず…

駅前の繁華街は、あらゆる人が集まり元気だ。
地方都市にもまだ賑やかな場所も多い。

ところが、その様子が近年では変わりつつあるようだ。
★かつての繁華街「片町」は静かに★

fkii03.jpg

福井の繁華街は、今や路面電車の通る、福井駅前の電車通りになっている。
路面電車の停車場のある、わずか300mの道沿いには、人が多くいる。

fkii06.jpg

休日の昼の人通りはこの通り。
福井西武を始めとする、百貨店などの店があるため、様々な世代の人が行き交うのだ。

fkii05.jpg

ここ電車通りに比べ、かつての繁華街「片町」は、昼でも人通りが少なくなった。
2年前に、駅から少し離れた「片町」や「順化」を歩いたとき、昼だというのに、人通りが電車通りの4分の1以下しか歩いていなかった。
飲み屋や料理店などの揃い方から、夜の街かと思って再び、夜になってから歩いてみた。
ところが、昼と大して人通りは変わらず、多くなかったのである。

fkii04.jpg

繁華街の衰退や移り変わりは、どんな地方都市でも起こっている。
来客にとって便利なものを提供するとか、楽しみや出来事を提供することができない街は
多くの商店街同様、衰退してしまっている。




もはや人情だけを売りにすることや
ショッピングセンターの誘致を阻止することで
街の衰退を防ぐことは不可能である。




殿様商売やってダサいもんばっかり売ってて、年寄りばっかで同年代がいないような
商店街なんか行きたくないよ、僕は。



fkii08.jpg

「駅前ショッピングプラザ」
電車通りとJR福井駅を結ぶアーケード。
路面電車から降りてきた人が、JRに乗って遠くに行くために、多くの人が通る。

ここも含めて、福井の表通りだ。

…ところが、その流れも変わってきている。



★地方にしては電車が便利な街★

fkii07.jpg

再び、電車通り。

ここは2001年に、「トランジットモール」の社会実験が行われた。
通りから自家用車を締め出し、歩行者天国にして、真ん中を路面電車が通るようにすることで
公共交通の利便性を高め、中心市街地の活性化を図るものだ。
本格的に導入されるのは、今後の予定だそう。

ここ福井では、路面電車をはじめ、電車が地方都市にしては便利な方だ。

よく地方では電車が1時間に1本来たり来なかったりして、マイカーを使ったほうがマシといわれる土地が多い。
ところが、路面電車こと福井鉄道」は、昼は20分ごとに電車が出ている。
さらに、芦原温泉、三国港、勝山、永平寺方面へ走る「えちぜん鉄道」は、30分ごとに来る。

電車が5分や10分ごとに来る都会ほどではないが、20分ごとに来るなら、車を持たない人でもなんとか街へ買い物に出られるだろう。

さらに福井鉄道では、22時20分で終電のところを
金曜の夜は、23時まで終電を伸ばし、片町や順化あたりで飲み会する人の需要に応えた。
(土曜も増発してはと思うのだが)

さらに、1日フリー乗車券や、グループ1日フリー乗車券などのお得な乗車券も充実している。
1日フリー乗車券は、500円で乗り放題。
そして、グループ1日フリー乗車券は、1000円で最大4人まで使える。
1人あたり250円なので、初乗り(180円)を2回乗ったら十分元が取れ、お得だ。
ファミリーで福井の街や、鉄道の沿線沿いにある「ショッピングシティ ベル」なんかに買い物に行くにのに、たった1000円で済むのでお得だ。

電車と街が結びついて、便利な方向へ向かってきているようだ。


★裏通りこそ本当に街らしい★

fkii09.jpg

いよいよ本題。
福井駅前の停車場から裏通りへ入ろう。

fkii10.jpg

百貨店の裏手は、いかにも若者の好みそうな裏手らしい。

fkii11.jpg

もっと人が歩いていればそれらしい感じがするのだが、この通り。
しかし、注目してもらいたいのは、どんな店があるのかだ。

fkii12.jpg

西武の裏手から、さらに一つ向こうの通り。
サンロード北の庄通り商店街」。
「北の庄」は、安土桃山時代の織田信長の家臣、柴田勝家が建てた「北の庄城」に由来する。

ここの店を見てみよう。

fkii13.jpg

Bon Coffee」。
同じ福井県芦原市の 「喜豆」というコーヒー問屋の豆を使っているので、美味だという。

fkii14.jpg

7 amour(セット アムール)」。
店主はなんとフランス人!
セレクトショップだが、やはりセンスはフランス…。

fkii15.jpg

ピエロの看板に吸い寄せられそうな、「セレクトショップ Kura

fkii16.jpg

Cafe Cocotte(ココット)
オムライスやカレーが自慢。

…というように、なかなか一つ一つが実力のある、若者向けの店が増えている。



fkii17.jpg

ポールに腰掛けて談笑する若者の姿。
あらゆる世代が集まる通りも街に必要だが、こういう若者が集まるったり出会うゾーンもまた必要だ。

僕としては、街にこういう場所があると、街がこれから盛り上がっていきそうで、若者らしいおもしろい文化が出てきそうで、楽しくなる。

fkii18.jpg

ポケットパークで、ダンスの練習をする女子。

街がおしゃべりや趣味や、楽しいたくらみなんかの舞台になるということは
人が開放されていくような気がする。

fkii19.jpg

カゲキ屋雑貨店

一つ入った路地裏にある、アメリカ雑貨のセレクトショップ。
いかにも、ティーンの女子が好みそうな品揃え。
大阪のアメリカ村にありそうな感じだ。

fkii20.jpg

seek choice cafe
ウエスタンな感じの外観のカフェは、パンが美味とか。

fkii21.jpg

こういう細い路地に、隠れ家的カフェが…。

福井の街は、大通りの繁華街から路地裏の隠れ家のような場所までいろいろあり、おもしろくなっている。

前回、「繁華街は中心地から周辺へシフトしている」という記事の中で
大衆文化で彩られた「繁華街」に対して、その「周辺」が盛り上がり、様々なサブカルチャーを生み出す街が出現していること
さらに、それは首都圏や京阪神だけでなく、新潟や福井などの地方でも起こっていることを指摘した。


福井は今、まさにその流れに乗っているようだ。

fkii22.jpg

エコライフプラザ」という、なんともロハスな香りのする複合施設ビル。
何がエコなんだろう?

fkii23.jpg

「デジタル地球大学」という「地球学」を学ぶ市民大学のようなものや
福井の町おこしのための会合や講演会をするというところが、エコらしい。


この施設は、福井で起業をしたい人のために、テナントを格安にし、敷金・礼金・電気・水道を無料にして貸し出している。

福井市では、福井を賑わせるため、起業をする人に対して助成金制度がある。
「中心市街地では最大30万円支給」「家賃の2/3、出店経費の1/2支給」などの助成金があり、中心市街地活性化に力が入っている。

そのおかげか、小物、雑貨、ブティック、エステ、整体、メガネ、着物、手織り、リフレクソロジー、ぶるぶるフィットネスなど、様々なテナントが入っている。

福井の街はあらゆる方面で、市街地活性化に力を入れているのだろうか。


★裏町的なアーケード★

fkii24.jpg

市街地のはずれにある、「柴田神社」の前のボードウォーク。
先の「北の庄城」の跡地は、ここにある。
福井の街は、江戸時代にこの「北の庄」から始まった。

fkii25.jpg

ガレリア元町」というアーケード。
先の柴田神社の隣にあるということは、福井で最も古い町だろうか。

大きなアーケードだが、人通りはあまりない。
昼でもシャッターを下ろしている店は多いが、若者が好みそうな、裏通り的な店が多い。

このガレリア元町関係のブログを書いている店「FLOATER」も、バスケな感じのストリートウェアのセレクトショップ。

fkii26.jpg

全体的にもっと明るい方がいいが、そうでない分、ストリート的な感じが際立つ。

fkii27.jpg

ブッシュのように上までシャツを積み上げた店。
屋台が現れたみたいで、カオスだ。

fkii28.jpg

3ARROWS
パンクな感じのセレクトショップ。
ダークでダーティな感じというのは、裏町だからこそ似合う。

ガレリア元町は、かつてはよくある商店街だったかもしれないが
現在では、バックストリートカルチャーの一大拠点になっているようだ。

ワルそうなヤツらがいそうなのも、街の魅力だ。

セレクトショップといわれる店は、福井に多いようだ。
こういう変わった店が街中に増えたら、福井の街はもっと面白くなるはず。


fkii29.jpg

地方都市でも、バンドやレゲエやクラブの文化はある。
シャッターに貼られた、DJイベントのフライヤーたち。
HOT76.com」や「IRIE365」なるイベントがあり
ナイトライフもけっこう楽しめそうだ。

これから面白くなりつつある福井の街、期待して見守っていきたい。



(※福井県の芦原温泉や永平寺に向けて走るローカル線「えちぜん鉄道」。
廃線の危機から経営努力をし黒字に転換していった中で
大きな立役者は「アテンダント」という、12人の女性乗務員たちだった!
乗客へのおもてなしのために奮闘する様子と
キャビンクルー顔負けのアテンダントへと成長していく姿を追う。)



より大きな地図で アゲインスターズ的日本 を表示
関連記事
スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
検索フォーム

【新番組】休みをとったり、あれこれ予約したり、長距離移動しなくても、日常のすぐ横にある世界で手軽に旅ができる!
そんな旅番組ポッドキャスト「トリップコーヒー」を開始!




カスタム検索


テーマ別カテゴリ


タグクラウド
書肆・雪ノ下(by Amazon)






無料アクセス解析 にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 blogram投票ボタン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。