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「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

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徳山(1)-東京の地名が集まる街の謎

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山口県の南部にある「周南市」は、数年前の市町村合併まで「徳山市」という名前だった。
今でも新幹線も止まる中心の駅の名前は「徳山」で、周南より認知度は高い。(と思われる)

新幹線に乗っていたら、独特な形の石油コンビナートが近づいてきたら、ここは「徳山」だ。
工場萌え」な人たちには、駅前にこんな物件があったらたまらんだろう。

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だが、この街には工場よりも謎が多いものがある。

それは、徳山市に「原宿」「代々木」「新宿(通)」「銀座」「有楽町」「青山」「千代田」「晴海ふ頭」「三田(川)」「糀町(麹町)といった
東京の地名がなぜか多いということだ。

なぜこんなに東京の地名をパクるのだろう。
実際に徳山を歩いて、その謎を追うことにした。

ちなみにここは「代々木通」(代々木公園も存在する)。
★徳山の中の東京★

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徳山市には、なぜか東京の地名が多いがその理由は、

戦後、空襲で焼け野原となった徳山は、復興が早まるように、徳山の発展を願って、首都・東京にあやかって、東京の地名をつけたのだという。昭和29年のことだ。

ちなみに、東京の地名がそのまま徳山の地名についている場所以外にも
東京の地名をつけた店などもある。

これは「徳山オフィスホテル 六本木

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東京の高級な繁華街、「銀座」についた。
東京の銀座のように西洋風の立派な建物に、ブランド物の店などが並んでいたり。

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「ピアモール銀座商店街」という片屋根式アーケード街となっている。
こんな形のアーケードは、全国でも珍しい形だ。
妙に堂々としている。

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銀座が商業の中心ということで、銀座の名前がついた店がいくつか出ている。
銀座1丁目歯科」という名前の歯医者を、徳山の地名の事情を知らない人が見たら、ビックリするだろうか?

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バスやタクシー行きかう銀座には
国際電話のボックスがある。
徳山という街は、妙に進んでるなぁ…誰が使うのか予想できないけど。

ちなみに、銀座の近くにはあの伝説のディスコ「マハラジャ」もあったという。


★あれ?なんで近鉄がここに?★

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徳山の銀座には百貨店がある。

その名は…「近鉄松下百貨店」!

え?近鉄って、大阪とかにある近鉄百貨店じゃないの?

近鉄自体が、大阪や奈良や名古屋を走ってる電車なのに、なんで山口県で関西の百貨店が?

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しかも、近鉄に松下って…パナソニック?

実は、あの近鉄と地元の松下百貨店の共同出資で出来た百貨店なのだ。

近鉄松下こども館」というおもちゃやこども服のコーナーなどもある。

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市内髄一の百貨店だけあって、百貨店前の商店街はそこそこ賑わっている。

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ところで、ここには年末に行った。
正月の注連飾りやおせちなどが店先で売られ、季節感が出ている。

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駅前のバスターミナルに行くと…

あれ?このバスって、思いっきし近鉄バスの塗装だよね?

ほら、このリンク先を見ても、近鉄バスと塗装がまるっきり同じだよね。

このバスは、「防長交通」という山口県の東部・北部をカバーするバス会社のバス。
塗装が同じなのは、防長交通が近鉄グループだからだ。

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さらに、駅前で吹奏楽コンサートのポスターを見た。

演奏するのは、「近畿大学吹奏楽部」。
大学の吹奏楽の世界では、強豪といわれている大学だが、なんでまた山口で近大なんだろうか。


東京の地名を持つ街なのに
大阪の企業や大学の名前が付いているのはこれいかに…。


★京都も岐阜も熊野も朝鮮まで寄せ集め…?★

東京や関西の他にも、徳山の住所などを調べてみると、さらにおもしろいことがわかった。

新宮町」は、和歌山県新宮市。
速玉町」は、熊野速玉大社という、熊野三山の一つ。和歌山県新宮市にある。
那智町」は、熊野那智大社という、熊野三山の一つ。那智の滝が有名。

と、紀伊半島の熊野地方の地名から。

徳山の街を見下ろす山は、「岐山」。岐阜の地名の元となった山だ。

住吉町」は、大阪の住吉大社。

高尾(団地)」は、東京都の高尾山。

桜木(町)」や「横浜町」は、言うまでもなく横浜の地名。

御影町」は、神戸市東灘区にある「御影」。 酒どころの「灘五郷」の「御影郷」より。

極めつけは、「金剛山」。 朝鮮半島を代表する山だ。


さらに、徳山で行われている祭、「貴船まつり」は
京都の貴船神社で行われている貴船祭から来ているそう。


…と、東京や大阪だけでなく、南紀熊野や岐阜、横浜、神戸、京都、朝鮮半島からの地名が寄せ集まっている。

どうしてこんなにも全国の地名を集めてくるのだろうか?

★徳山人は動物が好きなのか?★

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南銀座商店街という、駅前にある商店街で、こんな垂れ幕を見た。

徳山動物園、50周年」。

いたるところでこれを見かけるので、徳山の人にとって、この動物園はシンボル的な存在なんだろうか。

徳山の人は動物が好きなのか…

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PHアベニューというところで見た、ゾウの像。

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牛の壁画。

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駅前のクマ。
木で出来ているようだ。

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またもクマ。

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「社会実験実施します!」と書いたポスターのシルエットが、なぜかクマ。
またまたクマ。

特にクマが好かれてるのだろうか?

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にゃ~ん。


★徳山人は女性が好きなのか?★


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徳山を歩いていると、女性の像なんかをよく見かける。

裸体から謎めいた女性までさまざまな女性がいる。

この女性はPHアベニューという、オシャレなストリートにいる彫刻だ。
うずくまって誰を待っているのだろう。

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飯島町という飲み屋街にあるマネキン。
この女性だけなぜか顔を帽子で隠している。
謎めいていて、そそられる。

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銀座の女たち。
値札は500円だが、値札で女の値段は計れない。
中古といっても、女はいろいろな経験を過ぎて、磨かれていって美しい。

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軒先の女神は、いつも歩く私たちを見守って、微笑みかけてくれるようだ。
柵で囲って独り占めしてしまいたいが、自慢の女性をたまには誰かに見せたい願望はあるだろう。


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ヨーロピアンな路地裏にも…

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そこには美少女がいて、微笑みかけてくれる。


ちなみに、フリーペーパー「山口美少女図鑑」のプロモーションで、こんなにでかでかと街に美少女が現れているのだ。

この女性も、全国展開している「○○美少女図鑑」のコンセプトどおり、山口県に住む普通の女の子なのだ。

地元の普通の女の子をモデルとして、地元のヘアサロンや雑貨屋、洋服屋などがモデルを美しく変身させ、誌面を飾ることで、掲載された店が宣伝されるというビジネスモデルは、「オシャレの地産地消」を促し、地元の街のオシャレを再活性することができるか!?


歩いていて楽しい街には、魅力的な女性がいるものだ。


後半は、徳山の街を歩いて、賑わいという観点から、この街がどんな街かを探っていこうと思う。

>>>後半に続く!!


参考記事:「山口県のリトル東京・徳山」(ぶらり探訪-岩国発ドライブ旅日記)




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ジャンルお隣さんから訪問しました

 なかなか面白い目の付け所に感心しました、私も車・バイク・自転車で出かけるといろいろ面白い事とか、なぜだろうと疑問を感じることが有ります。

 お気に入りに追加して拝見します
[ 2010/01/30 09:05 ] [ 編集 ]
いらっしゃいませ!

かねてから徳山には東京の地名が多いということが気になっていて、どうしたらこんなことになるのかな、というところからがこの記事を書くきっかけなんだと思います。
疑問をもったらツッこんでみるタイプですのでね。

ともかくこういうのを見て感心するのは、人の想像力のたくましさや世の中を楽しく生きようという心意気です。
[ 2010/01/31 10:15 ] [ 編集 ]
はじめまして

戦後復興の際に東京のように発展してほしいという願いから東京の地名をつけていったようですね
戦前は今とは別の普通の地名だったそうです
「糀町」がその例で、東京の麹町とは関係なく、江戸時代の城下町の頃からの地名だそうです。
代々木通は東京の代々木に由来しますが、もともとの地名も「代々小路」だったそうで、名残を留めている場合もあります。
[ 2010/03/11 20:17 ] [ 編集 ]
はじめまして。
詳しいご指摘ありがとうございます。

「糀町」は、たしかに全国的にある地名ですので、僕が勝手に東京の麹町にこじつけてるだけですが…(笑)
「代々小路」というのがあったことまではさすがに驚きました。
東京にあやかりつつも、全部が全部を変えないで、名残を残しているということが素敵だと思います。

そういえば、「桜馬場町」というのがありましたが、ここは「高田馬場」にならず残っているというのもいいですね。
[ 2010/03/11 21:53 ] [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2013/05/09 11:22 ] [ 編集 ]
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