上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

ホーム > スポンサー広告 > 日田のツッコミどころ満載バス停(2)ホーム > 珍スポット > 日田のツッコミどころ満載バス停(2)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

日田のツッコミどころ満載バス停(2)

(日田のツッコミどころ満載バス停レポートです。前編を読むともっと楽しめますので、ぜひこちらも!)

htbs20.jpg

大分県の山間部・日田地方には、おかしなバス停が数多く存在する。

このように軒先のバス停の標柱がぶら下がっていたり
民家や店の壁に貼り付けてあったり、とんでもなくボロボロだったり

ツッコミどころ満載のオンパレードだ。

日田バス・「」バス停)
★蜂の巣城紛争とダムに沈んだバス停★

htbs19.jpg

日田バス・「下久木野」バス停。

ここまで来ると、いよいよ熊本県との県境間近だ。
「松原ダム」のダム湖を越え、国道を走れば、阿蘇はもうすぐだ。

それにしてもこのバス停、酒屋の焼却炉に標柱が付いている
バスの時刻表は、店の前にあるベンチに貼り付けられている。
生活空間とバス停が一体になってしまった。

htbs21.jpg

「松原ダム」へは、この短い素掘りのトンネルをくぐる。
普通なら天井をコンクリートで舗装しているが、岩のゴツゴツしたものがむき出しでぶら下がっている。

僕を案内してくれている福岡の友人がこう言った。
「素掘りトンネルって、珍しいとか言うけど、本当は危険なんですよ。
岩が天井から落ちてきたり、照明が取り付けられないので、路面に岩が落ちてるかわからない。
バイクだったら大変なことになりますよ。
ちょっと岩が落ちてたら、引っかかって横転ですよ。
こんな道路こそ、整備しなきゃいけない道路なのに、公共事業カットだといって地方に金を回さないのはどうかと思う。」



この話を聞いて、奈良県吉野地方の山奥にある「行者還トンネル」をバイクで通ったときのことを思い出した。



行者還トンネルは、このような素掘りトンネルが、1キロにわたって続くとんでもないトンネルだ。
そして、1キロにわたって照明ひとつ点いておらず、出口から漏れる光を頼りに闇の中を進んでいかねばならなかった。
岩でも踏んで横転するんじゃないかと、ひたすら路面のライトばかり見つめ徐行して、ビビりながら走った。
昼だというのに、あの恐怖といったらなかった。

翻って大分の山奥。日常の生活の横に横たわった恐怖が、闇の中で待ち続けているのかもしれない。


htbs22.jpg

トンネルの先をさらに進むと、湖が見えた。
松原ダム」のダム湖だ。

前回でも書いたが、この松原ダムへは、かつてダムに沈んだ集落に、バスが通っていたという。

バス停は何の変哲もないもの。
しかし、この「五馬入口」の先には、ダムに沈んだ「宇の木」集落へ延びていたのだろう。


さて、松原ダムといえば、ダム建設の当時「蜂の巣城紛争」という大規模なダム建設反対闘争が起こっていた。
1955年に、ダム反対派が「蜂の巣城」とよばれる長さ50mと300mにもおよぶ、二重の砦を築いて立てこもり、住民が常時監視して戦ったのだという。

山奥のような秘境にできた、大規模な人工的な大構造物であるダムは、「もう一つの秘境」だ。
今は静かな山奥に溶け込んでしまったが、それができるまでには人々の生死をかけたせめぎ合いが起こり
時として戦争のような、日々戦々恐々とした緊張感が花火のように起きていたのだ。


★オードリー春日のかかし!?★

htbs23.jpg

熊本県境から引き返す。

htbs24.jpg

炭焼き小屋だろうか。
よくわからない煙の出ている小屋。
さらに走ると…

htbs25.jpg

日田バス「東方」バス停。

ガレージのようなコンクリートに、バス停の標柱が張り付いている。

東方と聞いて、これを連想する人は少なくないだろう。
2ちゃんねるあたりで、「ゆっくりしていってね!!!」と言ってるアレだ。

有名な同人ゲーム『東方プロジェクト』シリーズは、舞台となった「聖地めぐり」が盛んに行われ
長野県の諏訪大社では萌えキャラが描かれた「痛い」絵馬が残されていることがあるが
残念ながら大分県の「東方」は、聖地でもなんでもないらしい。

ここで紹介されることで、果たして聖地を目指せるか…!?

htbs26.jpg

この周辺、昔ながらの屋根をした農家の建物が立ち並んでいる。
絵から切り取ったような、大分県の田舎の風景だ。

htbs27.jpg

その集落の入り口に、7体くらいのかかしが立ち、やってくる私たちを迎えてくれているようだった。
最近のかかしは、美容専門学校でもらってきた顔の模型に胴体をつけ、服を着せているような本格的な人形を良く見かける。

htbs28.jpg

そこには、オードリーの春日のかかしまで!

しかもご丁寧にピンクのセーターが着せられ
右手が「トゥース!」のポーズになっている。

顔まで春日じゃないのはどうかご愛嬌で。

htbs29.jpg

ところで、阿蘇や九重に近いこの地では
別荘がやたら建っている。
それも、山を切り開いて、不自然に集まって建っている。

どこかが変だ。
観光資源があるわけでもないこの場所で、どうしてこんなに別荘が建っているのか。
冬だから人の気配がしない。

福岡あたりに住む人の避暑のためだろうか。


★最後に味のあるバス停を★

htbs30.jpg

天瀬を後にし、日田市街へ戻っていく。

道中の風景は、山の中の曲がりくねった道や、川沿いの道を走るばかりだ。

htbs31.jpg

その途中、細い道の商店。
よく見れば…。

htbs32.jpg

古びた壁に、バス停の標柱が貼ってある!

日田バス「千丈橋」バス停。

もはや開いていない店の先に、標柱と時刻表が張られている、「壁シリーズ」。

htbs33.jpg

最後は日田市街から程近い「琴平町」バス停。

田んぼの中に瓦屋根つきの立派な小屋が建つ。
真新しいベンチに、子供ようのイスまでご丁寧についている。
このバス停に対する地域の人の扱いは、多分愛着を持ってされているように見える。

htbs34.jpg

まるで昭和30年代博物館。
昔の看板が小屋を埋め尽くすように貼られている。
ここだけ違う世界のような空間だ。

しかし、バスは1日3往復しか来ない。
人がここからバスに乗ってどこかへ行くという光景が浮かんでこないのだ。

バス停として実用性の低いバス停は、地域にとってどんな存在なのだろうか。
このバス停は地域に愛されて、どのような形で残っていくのだろうか。

次来るときは、この風景はあるのだろうか。
そんな切ない思いが最後に残った旅だった。



★おまけ・新潟でも発見!★


htbs80.jpg

大分県・日田地方で見たキテレツなバス停を
なんと、新潟県でも目撃した。

場所は新潟県の西部、上越市。
交通の要衝・直江津の商店街に、それはあった。

htbs90.jpg

頚城バス「西本町一丁目」バス停。

軒下にあるバス停…のようだが、軒下が店の前に伸びて、アーケードのようになっている。
しかし、どう見ても、人の家の軒先に標柱がぶら下がっているようだ。
これも日田で見たタイプか…?

どうやらこの手のバス停は、全国いたるところに散らばっているかもしれない。

※ もしこの手のバス停を他の地域で見かけたら、「雪ノ下アゲインスターズ」まで、お知らせください。
関連記事
スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
検索フォーム

【新番組】休みをとったり、あれこれ予約したり、長距離移動しなくても、日常のすぐ横にある世界で手軽に旅ができる!
そんな旅番組ポッドキャスト「トリップコーヒー」を開始!




カスタム検索


テーマ別カテゴリ


タグクラウド
書肆・雪ノ下(by Amazon)






無料アクセス解析 にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 blogram投票ボタン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。