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「路地裏から街を見る」 京阪神を中心に、日本各地の路地裏の風景をくまなく歩いて紹介!

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日田のツッコミどころ満載バス停(1)

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ある冬の日、福岡の友人に大分県の山間部にある「日田」という街に連れていっていただいた。
なんでも、日田に常識から外れた変わったバス停が多くあるという話を聞き、それを見せていただくことになったのだ。

日田という街は大分県だが、海側の大分や別府あたりとはかなり趣きが違う。
大分県の端にあり、山に囲まれて、独立した文化や商圏だ。
久留米や佐賀まで流れる筑後川が通っているためか、福岡県筑後地方との結びつきが強い。
さらに、大分自動車道が通り福岡へのアクセスがよく、福岡県筑豊地方からJR「日田彦山線」が通るので、福岡県のあらゆる方面と結びついている。そして阿蘇にも近い。
逆に大分市から約80キロもあり遠いのだ。
福岡と日田を結ぶ高速バスは、1日50往復もある。それだけ福岡との結びつきが強いのだ。

そんな場所にあるからこそ、日田という街は独特の文化ができた気がする。
たとえば、日田駅前で「プノンペンラーメン」という謎のラーメンが出てきたり
鶏の足を甘辛く煮て食べる食文化があったり
変わった文化がことごとくあるのが日田という場所だ。

そして今回、ツッコミどころ満載のバス停が、日田に集中しているという話を聞いて、その場所まで連れて行っていただいた!
★道路整備に金を回してくれ?★

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日田市街から郊外の「天瀬」方面へ向かう山の中を走ると、これから次々とバス停が現れるという。
15分ほどで道が分岐する。
支流の方に向かう道は、「女子畑」とかかれている。

じょし…はたけ?

正解は「おなごばた」。
そっちの方へ行けば、うら若き女子が手招きしておいでおいでと待っているのだろうか。
地名のセンスが一時期物議をかもし出した男の子牧場」を思い出させる。
あのサイト、最終的に男の子を食おうとするガチホモに狙われて超危険な末路になっちゃったけど…ってどうでもいい。

女子の匂いはしなかったが、キテレツなバス停があるという不思議な勘によって、
別な意味で女子畑方面に導かれていく。

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うねうねと曲がりくねった山道をゆく。
山の斜面がこのように崩壊しかかっているのをいたるところで見た。
大きな岩が道路に落ちかけていた場所もあった。

地方の公共事業カット政策で、路面整備にカネが回らないせいか、ろくに法面の整備ができず、こうして土塁が並べられて、辛うじて「近づくな」と危険サインを発している程度なのだ。

女子…いや、キテレツ物件にお目にかかるには、こうした危険をも伴うのだろうか。
ましてや、日々の生活を縫うように走る、この地方のバス路線にとって…。

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日田バス、「本村」バス停。

木のベンチに骨組みむき出しの小屋がついたような、アウトドアなバス停。
簡易だが、味のある感じだ。

日田周辺のバス会社は、「日田バス」が担っている。
これから紹介するバスも、すべて日田バスだ。
ただし、福岡と大牟田を結ぶ「西日本鉄道」のグループにある。
だからこそ、西鉄の古いバスがこっちで走っていることもある。

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日田近辺の農村部では、このように木が生えていない土地をよく見かける。
牛や馬の牧畜が盛んなこの地方では、牧草地がこうして広がっているのだ。
この風景は、日田から九重、阿蘇にわたる地域で見ることができる。
特に阿蘇では、木一つ生えていないのに、牧草地が広がっている山を見ることができる。

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花香」というバス停。

バス停の丸いバスポールが、首をかしげているのが、ちょっと滑稽だ。
後ろの小屋の看板が味がある。

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その近くの神社はコンパクトながら立派な建物だ。
大木に囲まれた丘の上に建つこの神社は、神秘性と親しみを併せ持った特別な場所なのだろう。

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さらに山奥へ走る。
岩がむき出しの法面。その上から崩れ落ちそうにたれ始めている木々。
路面は徐々にボコボコになってくる。
はっきり言って危険だ。

僕を案内してくれた友人が言った。
「公共工事って無駄な道路を作ってるイメージがたしかにあるけど、じゃあ道路を作ることや整備することは悪か。
道路工事や整備にはこうした防災や事故防止の意味も込められているんだ。
地方ではこうして整備が必要な道がいくらでもある。
そんな道を毎日利用しなきゃ生活できないんだ。
都会の人はこんな地方の実態を知らなきゃいけない。」

現に大分県どころか福岡県でも、公共工事や建設といった業種でないとやっていけない構造がいまだに残っている。
中央からお金が回ってこない地方の姿を思い知らされた。


★崩れまくっても建ち続ける小屋★

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さらに山道をゆくと、鬱蒼とした森林を走る。
雪がちらちら降り始めた。
12月の寒い日には、日田あたりでも雪がよく降るという。

分岐路に出た。
左は本線。右の下り道をゆくと、数軒しかない集落に入る。
その間に建っているのは…

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見事なまでに傾いてる小屋!

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ところがここも、バス停なのだ。
日田バス、「山口」バス停。
ものすごく傾いているものの、小屋としての形を留めている根性に頭が下がる。

ちなみにこの小屋はバス停として使われておらず、新しいバス停は、分岐路の少し手前にある。

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だって建物がこんなに傾いてて
床は辛うじて水平だけど、床が腐ってて踏み込んだら穴が開いてえらいことになるからね!
ここまでして、小屋がドリフのセットみたいに崩れていかないのがスゴイ。
これ見て探検に行こうと思った人は、絶対に小屋には入らないでね!

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さらにスゴイことは、昭和30年代の旧国鉄の時刻表が残っていることだ。

昭和30年代の旧国鉄の「天ヶ瀬」駅に停車する列車がずらりと並ぶ。
「あさぎり」「西九州」「はんだ」「ゆのか」「あきよし」「ひこさん」「由布」…
急行列車の名前らしい。(当時は特急だけでなく、急行も頻繁に走っていた)

左はバスの時刻表で、日田行きと「宇の木」行きのが乗っていた。
「宇の木」というバス停は今はない。
正確には、「松原ダム」の湖の底に、集落ごと沈んでしまったのだ。(松原ダムは、後ほど登場)


★民家の軒下がバス停?★

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ツッコミどころ満載のバス停は、まだまだこれで驚いてはいけない。
ここからが本番だが、まぁ日田地方の風景も見ながら、旅情を噛み締めつつ、バス停行脚といこう。

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…さっそく、バス停発見!!

え?バス停なんてどこに…?
ほら、民家の軒先…!

日田バス「小坪尻」バス停、発見。
わかりにくいが、バス停の四角いやつが、軒下にかかっている。
壁には髪の時刻表が貼られている。
よくこんな人様の家をお借りしてバス停できるよなぁ。

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こんな感じのバス停は、さらに続く。

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今度はたばこ屋の壁だ。

バス停、バス停…って、「たばこ はやし商店」の看板の方が目立ってる!!

日田バス「塚田」バス停。

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日田地方名物、コンパクトで立派な神社。

ちなみに、この「塚田」集落には、「塚田温泉」という公衆浴場がある。

この温泉、地元の人が多い、ちょっときれいな感じの銭湯といった感じだったが
お湯の色を見てびっくり。
薄い紅茶のような色をしていた
入ると肌がかすかに泡立つような感触がした。
肌がつるつるして、真冬の冷え切った体には気持ちいい。

入浴料は200円。風呂上りに地元のコーヒー牛乳をひっかけ
番台のおばちゃんと軽く話しをしてから、塚田温泉を後にした。


後半に続く>>
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