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ポスト商店街時代と観光化する街のあり方

以前、三重県の伊賀上野を例に、「ポスト商店街時代」の実例をお見せした。

伊賀上野の市街地はあまり人が歩いていない中で
既存の街並みや、街にあるもの、忍者などの地元ブランドを生かして町を面白くしている。
それも、よく観光地のおみやげのような、観光地のシンボル的なものをベタに使うようなものばかりではなく、個人が好きなものをアピールしたり、たまにエッジを利かせたものが出てきたりしていて、面白い。
というものだ。

今回は、観光地化する街のあり方を書くことにした。
よく観光地のある街では、地元の人が観光地に行くことなんてない。
せいぜい外から来た人を案内する程度で、外にアピールする程度で
地元の人はほとんど誇りに思ってないし、日常的に憩ったり、散歩したりする場所ではない。
たとえば、鳥取砂丘がいい例である。
そこを歩いているのは、関西や他県から来た観光客ばかりで、鳥取市民はほとんどいない。
むしろ鳥取県民は、「鳥取県って鳥取砂丘しかないだろ?」と言われることを嫌う。
観光地と地元民の生活が乖離しまくっているのである。

また、観光地化しすぎたせいで、人が出て行った例がある。
チェコのプラハは、観光地化されるとともに物価の上昇率が非常に高くなり、昔から住んでいた住民は郊外に逃れ、プラハにいるのはほとんどが観光客相手の人ばかりになってしまったというのである。
日本国内でも、市街地を下手に観光地化してしまった場所でも同じことが起こり、逆に街や地元への愛着を失ってしまうケースもあるだろう。

このようなことから、日本のこれからのまちづくりは、下手に観光地化して、町の日常感や日々の生活や人のつながりをなくしてしまうようなことのないようにするべきではないだろうか。
その中でも、伊賀は観光地くさくなく、忍者ブランドというものが活きている町である。
観光地らしくなく、日常的に食べるお菓子や道具などのものを扱っているため、地元の人が利用する割合が高くなるところが注目すべきである。
なぜなら、地元の人が地元の店で買い物をすることで、地元でお金が循環するからである。
その装置として中心市街地にこうした日常的に行ってもおもしろい店があることは、"少しは"有効である。

ポスト商店街では、半分観光の要素を取り入れたものが多くなり、地元ブランドの発掘が必須になってくる。
それをベタベタに使うことで、資源を枯渇させて地元民の心が離れてくようにするのではなく、
さりげなく、普通の地元民の視点に立って活かすことや、たまにエッジの利いたものを出すことで
地元や他の地域から客を少しずつ呼び込むことが求められてくる。

ショッピングモールと並存する街。
そこでは、ショッピングモールが建って衰退する町をなんとかしたいという人や、ショッピングモールは味気ないので飽きた、というような、見る目のある人を少しずつ呼び込み、そうした「ホンモノを求める人」たちに向けた、付加価値の高いものや出来事を提供できる街を目指すべきではないだろうか。
そのひとつの手段として、この伊賀上野の街は僕たちに語りかけている気がするのである。


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