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名瀬(3)-歌と芸能の島とカルチャー

(奄美大島レポート、その③です。初めての方は、ここから読まれることをお勧めします。)

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奄美大島の中心都市「名瀬」の商店街は、離島なのに活気がある。
その理由の一つは、街中から様々なカルチャーが発信されていて、若者をはじめ、様々な人が来たいと思えるような場所になっていると思ったのだ。

今回は、名瀬にはどんなカルチャーがあるのかを、町を歩いて見つけていきたいと思う。
★歌と芸能の島を地で行く★

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「ティダモール中央通り」にあるレコード・CD屋「じんのうち
ただのCD屋ではない。地元・奄美大島出身のアーティストを積極的に紹介している。
TSUTAYAやゲオなど、本土のレンタルCD屋が幅を利かせている中で
地元音楽の発信の拠点となっているようだ。

よく商店街のCD屋では、地元出身のミュージシャンのポスターの下に「○○出身! ○月○日リリース」と書かれていることが多いが、ほとんどが中央で活躍し、テレビでたまに見れるようなミュージシャンだ。
ところがここでは、中孝介や我那覇美奈のような全国区のミュージシャンの横に、地元のみで活動するマイナーなミュージシャンも並んでいたりする。
テレビの向こうで応援するミュージシャンから、地元で会えるものまで、地元という括りで応援しているようだ。

地元の音楽やコンサートの情報は、普通はこのようなCD屋くらいでしか見かけることはない。
ところがそれ以外にも…


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商店街の掲示板。
ここにもローカルミュージシャンが!

Shy」というロックシンガーや
レゲエDJの「バナナマフィン」もいる。

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同じく街角の立て看板。
公会堂でやっている定期演奏会から、ヒップホップのイベントまで発信されている。

奄美大島には、コンサートホールから居酒屋ライブハウス規模まで、約10軒弱のライブハウスがあり、ほとんどが名瀬市にある。
人口約7万人の島なのに、音楽を発表できるハコは多くあり、送り手も受けても多いのだ。

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セントラル楽器」の店頭で。
奄美各地と喜界島にある楽器店。
こちらも地元ミュージシャンを発信しているが、先のロックやレゲエ、ヒップホップというよりは、島唄や歌謡曲を発信している。
島唄のレコーディングやレコード製作もこの楽器店が行っている。
楽器店であると同時に、インディーズレーベルなのだ。

ところが、セントラル楽器のインフォメーション…
まるで駅の伝言板のようなノリで、細長くサインペンでポップに書かれている。
こちらは島唄の情報が多い。

奄美は音楽と芸能の島と呼ばれる。
「島唄」という、郷里や集落ごとにある民謡があり、人の集まる場所で盛んに歌われている。
歌い手が、各集落にいくつも存在した。
多くの島唄ミュージシャンが存在した奄美では、時代は変わって、島唄やその他のロックやレゲエなどを歌う人が現れ、多様なミュージックシーンが展開されるようになった。
島唄は衰退し、若い歌い手や聞き手は少なくなったが、音楽のジャンルという形は変わっても、音楽にまつわることに溢れた島であることは、変わらないのだろう。

(※島唄は、奄美の民謡のことだけを指し、琉球民謡とは違う)

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かと思えば、「島レロ あほあほNIGHT」なる、見るからにアホそうなイベントもやっていた。
(ポスターは、2008年当時の北京オリンピックのパロディー)
地元ミュージシャン(主にロック)の演奏もあれば、ABCボーイズという奄美発のお笑いのコント
さらに、抱かれたい男、抱かれたくない男選手権と、盛りだくさん。
大盛況だったという。

こういうイベントを地方の小都市で開催できる人材が集まってることがスゴイ。

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うって変わって、こちらは歌謡曲。
『柔道一代 徳三宝』という、奄美出身の伝説の柔道家・徳三宝を讃える歌を
バルセロナオリンピックやアトランタオリンピックのメダリスト柔道家・古賀稔彦が歌う。

名瀬では、「NHK紅白歌合戦に古賀稔彦を出そう」というポスターをいくつか見かけた。

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屋仁川という飲み屋街にある「ASiVi」は、奄美を代表するライブハウス。
その上には、スタジオアンプという貸しスタジオもある。
また、同じビルにはコミュニティFM局
あまみエフエム ディ!ウェイヴ」(77.7Mhz)もあり、地元密着型のラジオ番組を放送している。
この一角は特に熱い!


★その他★


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ティダモール中央通りの端に、「ケンムン村事務局」と「藤井令一事務所」という
謎のオフィスがあった。
貼ってあるポスターと、ガラスのペイントからして、ミュージシャンをプロデュースする組織か?と思ったが、後々調べたら、藤井令一氏は、戦後の1950年代、奄美が本土に復帰する頃から活動していた詩人らしいとわかった。

それ以外はわからず、ケンムン村の正体は謎のままだった…。
地元の人でもよく知らないという。


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家具屋に飾られていた、アフリカンな仮面
店長の趣味だろうか、奄美の商店街には、シュールな店がぽつぽつある。

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商店街を歩くと、映画の撮影(?)が行われていた。
大学生くらいの年齢層だが…、どこかの美大生だろうか。
なぜここをロケ地に選んだのか聞いてみたいところ。

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屋仁川にある居酒屋「一村」。
本土から奄美に移住した日本画家「田中一村」に由来し、奄美で今なお敬される人物だ。

「日本のゴーギャン」と称される田中一村は、日本画ながら奄美の自然を描き、鮮やかで南国的な力強いフォルムに、日本的な色使いが共存する独特の画風だ。
一村の作品は、「奄美パーク」(奄美市笠利町・奄美空港近く)内の
田中一村記念美術館」で鑑賞することができる。


音楽や島唄を中心に、謎の場所や芸術といった文化の送り手となっている名瀬の街。

この名瀬の街を、もう少し見てみることにしよう。

続く!!



参考サイト:「まち色WEB



より大きな地図で アゲインスターズ的日本 を表示
(地図中の青い四角が商店街)


◆関連記事 (奄美大島シリーズ)

・「奄美大島①-日本と違った集落
・「奄美大島②-観光化されすぎてない島
・「名瀬①-南の離島は、鹿児島第二の都市
・「名瀬②-イオンが来ない商店街と文化
・「名瀬③-歌と芸能の島とカルチャー
・「名瀬④-シネマパニック!
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