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岸和田(2)-皮肉にもショッピングセンターが地元意識を呼び起こす?

前回の記事で、岸和田駅の通りの終点にある、「岸和田カンカンベイサイドモール」の話題が出た。
岸和田は周辺にショッピングセンターが多く開業している。
岸和田市春木の岸和田競輪場隣に、「ラパーク」。
さらに、貝塚市を含む岸和田駅から3キロ圏内には、「コスタモール二色の浜」など計5店舗ある。
また、国道26号線を中心とする道路沿いのロードサイド店舗もバリエーションが多く
いずれも岸和田駅前の中心市街地を脅かす要因となっている。


しかし、これは裏を返せば「大阪市に出て行かなくても、地元で十分な買い物ができ、遊べる」という意識を地元民に植え付けているのではないだろうか。
地元である程度のものが買える、映画やゲームセンター、カラオケなどの娯楽施設が揃っていて、週末遊びやデートにも事欠かないのなら、わざわざ大阪市まで往復1000円近くの電車賃を払って行く必要もなくなっていくはずだ。
そして、岸和田人の消費のステージは、ほとんど地元で行われるようにシフトする。

生活の多くを地元でして、地元でよく行く店なんかができれば、そこに愛着なんかがわいてくるだろう。
友達とよくダベったファミレス、彼女とデートを重ねたショッピングモール、部活帰りに友達と寄ったたこ焼き屋…
そうした場所に思い出や日常の生活の記憶が積み重ねられることによって
たとえ地元発の店でなくても、その空間は彼らにとっては地元になっていくのである。

さらに岸和田には、だんじりといった、だんじりを曳く地域の人にとっては特別な行事がある。
だんじりに参加すること自体が1年で最大の快であり、晴れ舞台である。そうした地域の行事に毎年参加することで、地域への帰属意識を確認し、それが地元への意識に結びついていくのではないだろうか。
岸和田には地元意識を高める装置が埋め込まれている。

(※ただし、だんじりがマスコミで取り上げられ、荒々しいというイメージを付けられ全国的に知られることで、観光客ばかりが岸和田にやってくるようになって、見に行くのがイヤになったりする地元民も現れる。

マスコミに取り上げられる、「表面的な」岸和田を地元として好む人は多くなく、表層の下にある、たとえば「かしみん焼き」といったローカルでのみ共有されるものがあることにより、「地元とはこんなもんだ」と意識するのではないだろうか。)


そうした地元意識を生み出す回路が存在し、岸和田カンカンのようなショッピングセンターを舞台に展開し、大阪で遊んでいた人を呼び戻し、地元への帰属意識を呼び起こしていくのではないだろうか。


ただし、忘れるべきでないのは、「岸和田カンカンベイサイドモール」は住商アーバン開発㈱によって運営管理されている。言うまでもなく東京都に本拠を置く住友グループの一会社である。
となれば、岸和田カンカンで買い物をすれば、その収益は、岸和田市から吸い取られて、東京などの他の土地に行ってしまい、岸和田市で循環することはなく、岸和田が損をするはずである。
岸和田の町を本当に愛しているのなら、こういう外から来た大型店舗で買い物するより
なるべく地元発の店で買い物をして、そこを育てていくべきではないだろうか。


◆関連記事:「地元意識と排他性-駒ヶ根市の夜のガストより
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