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岸和田(1)-祭のあとも年中だんじり?

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大阪府岸和田市は、言うまでもなく「だんじり」を連想する町として、全国的に知られているが
だんじりのためか、はたまたそれとは無関係に、
大都市の郊外にしては、個性の強い街である。
大都市の郊外は、たいてい郊外ニュータウンになっていたり、近隣の大都市に飲み込まれるような形で個性が弱くなって、求心力を失っているものが多いものだが…。

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大阪市ミナミの繁華街・なんばから約25km。南海電車で約30分の距離にある海沿いの町・岸和田市は
やはり大阪市のベッドタウンという特性を備えている。
昼夜間人口比率(夜を100としたときの昼にいる人口)は90.74%(2005年)。
つまり、人口の10%は大阪市などで働きに出ている。

経済は大阪市や堺市などを志向する傾向にあるが、決して個性が薄く求心性の弱い郊外の街ではないのである。
この街の、「だんじりのない」日常の姿とはどういうものなのだろうか。
昼間から買い物客で賑う、岸和田駅前通り商店街から見ていくことにしよう。
★駅前で見たもの★

※おことわり
今回は昼と夜の画像を両方使用しています。
そのため昼がいきなり夜になることもありますが、どうかご了承ください。


では、だんじりとは無縁そうな、街の姿から見ていきたい。

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店構えといい、大正時代と見紛うようなレトロな店構えの薬局。
よく見れば、プラスチックなので現代的。

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店の前に布地を広げて、販売している。
まるで市場のようである。
布地のデパート「とらや」の売り場の中に入りきらないものがあふれているのか。

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主婦が談笑しているコーヒー屋。
店先には店の人がコーヒー豆を販売している。

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花屋。
自転車に乗った主婦が立ち止まって、店員とやり取りをしている。
先の布地の店のように、岸和田では店の軒先にまで売り場を広げて販売する店舗が数件みられる。

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夜になるとこのように店が徐々に閉まってきて
通勤帰りの黒い服装が増え、人通りは大人しくなってくる。

★うーん、やっぱりだんじりタウンか?★


岸和田では、いたるところにだんじりにまつわるものが置いてあったり、グッズを販売しているところが目に付く。
これらの画像を見ることで、岸和田はだんじりと切っても切れない関係にあり、祭が行われていない日常にも、深く根を下ろしているということがわかってもらえるだろう。

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文具・画材の「ムサシヤ」。
店先にはだんじりTシャツや、だんじりプラモデル
さらには、だんじりのビデオを年がら年中放映しているのである。
だんじりグッズの品揃えは岸和田随一で、専門店かと思われるが
実はメインは漫画の画材やコミック用品で、しかも品揃えが良い。
そのため、店内では漫画を描いてそうなおとなしい感じの女性が画材を見ていた。

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写真屋。
各町のだんじりの写真が店先に飾られている。

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写真屋とだんじりはパートナーのようなものである。
私の町内のだんじりの勇姿を残したい!
その欲求が写真やDVDやグッズのような商品や、町の風景の一部となって現れる。
岸和田の写真屋はその最たる姿ではないだろうか。
誇らしげなだんじりの姿がショーケースを飾り、店先を通るたび、だんじりが身近であることを確認していく。

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自動販売機に貼られているのは、各町のだんじりの提灯に描かれている紋である。
このようなだんじり自販機は、岸和田市内に20台、いやそれ以上設置されている。
各町ごとにあり、それぞれデザインが違う。
だんじり自販機を通して、四六時中だんじりの姿を想起するのだろう。

(このサイトで、さまざまなだんじり自販機を見ることが出来ます。

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缶の列の下のスペースには…
「岸和田だんじり祭曳行図」という、だんじりを曳く順路が描かれている。
赤い線が順路。
そして、紋が配置されているところは、それぞれの町を表している。

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やりまわしの恐れ有り
と、だんじりを自動車標識に見立てたパロディ。

ちなみに、この標識のデザインは、岸和田市の北隣、忠岡町のデザイン会社「六覺千手」が関わっている。


★海側はカンカン・レトロ?★


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ここからは、全蓋式アーケードを抜け、海側の商店街「岸和田本通り商店街」となる。
右は時雨餅の「竹利商店」。
昭和の面影を残す、昔ながらの和菓子屋。
左手は…

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五軒家」というお城のような蔵のような外観の居酒屋。
気軽な感じの居酒屋で、2階は宴会場になっている。飲み放題コースもある。

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なお、商店街と垂直に走る道路沿いには、業務ビルが並ぶ。

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再び本通り商店街へ。
自転車で移動している人が多いようだ。
岸和田市は平坦な土地が多く、自転車での生活には向いている。
ただし、海から2キロ程入った内陸からは、アップダウンがきつくなり、自転車移動向けでなくなるが。

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この商店街は、100年も前の民家や蔵が多い気がする。
岸和田の街には、岸和田城のお膝元の「紀州街道」に沿って、江戸時代の城下町のような街並みが残っている。
それも含めて、岸和田がどこかレトロな趣きを感じさせるのである。

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のれんの向こうは、お好み焼「双月」。
大正15年から営業をしている老舗。
80年以上の歴史のある店なのに、暖簾を下ろすと半個室になるという店。お忍びデートにはいいかも。


なお、岸和田では「かしみん焼き」というローカルグルメが存在する。
お好み焼を薄く焼いたような生地に、キャベツ、ねぎ、しょうが
そして、鶏肉(関西では"かしわ"と呼ばれる)と、牛脂のミンチをのせて焼く郷土料理である。
「かしわ」と「ミンチ」から、「かしみん焼き」という名前が来ている。
かしみん焼きの店は、岸和田を中心にいくつかみられる。

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だんじりの提灯っぽい提灯が並ぶラーメン屋「麺蔵」。

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レトロな街角が脇からのぞく。

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夜も営業している若者向け服屋もいくつかある。

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商店街の端に来ると、奥にショッピングモールが見えてくる。
岸和田カンカンベイサイドモール」というもので、ファッション、ライフスタイル、グルメの他、シネコンも入っている。
「カンカン」は、モールの前にあたる、岸和田旧港の「看貫場」から由来しており
同時に、だんじりの時期には、豪快なやりまわしを見るための有料指定席がここに組まれる。

岸和田のショッピングモールについて、思うところは別個の記事として書いている。


★脇に残る市場の跡★


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岸和田駅前のアーケードから、ちょっと脇に行くと市場の名残のような商店街がある。
城見橋筋商店街と呼ばれる通りで、人は疎ら、高齢者が多い。

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このような市場のように、店の先まで商品を広げている場所があり、面白みがある。

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奥には、若者向けの服屋がひっそり営業していることもある。
Shankara」というセレクトショップ。インポートものも多く取り揃える。

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夜もやっている、路地裏の花屋「西村生花店」。
古い木造の家のいたるところに、木や花が生い茂っているようだ。
それは店の中にまでひしめいている。

岸和田では、店の外まで商品を広げて販売する店が多い。


では、岸和田のショッピングモールについて思うことを書いているので、よかったら見ていただきたい。



>>>「皮肉にもショッピングセンターが地元意識を呼び起こす?」に続く。



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